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映画マニアを自負している私。
にもかかわらず、実は小津安二郎監督作品で観たことがあるのは『東京物語』だけ。
それも DVD で。
なかなかリバイバル上映がないとはいえ、たったこれだけというのは情けないと思っていました。
MOVIX 京都で、小津監督作品『彼岸花』がデジタル修復され、一週間だけ特別上映される由。
確か小津監督初のカラー作品だった筈。
見逃す訳にはいきません。
冒頭に昭和33年の芸術祭参加作品だとクレジットされていました。
今から57年前の映画なんですね。
だからか、シアター内はガラガラ。
でも、おかげでゆったり鑑賞できました。
私、「昭和の匂い」を嗅いでいるような気がしました。
よく、「空気感が画面に映っている」という言い方をする方がいらっしゃいます。
実は私、その感覚が殆ど分かりません。
映画好きを自認しているにもかかわらず。
『海街 diary 』だけは空気感が映っていることが感じられた作品ですが。
ましてや、「匂い」なんて分かりようがありません。
が、『彼岸花』を観ていると、その場面その場面に漂っている「匂い」を感じました。
それは漠然とした「昭和の匂い」というんじゃなくて、「匂い」そのものです。
俳優陣では、田中絹代さんの、おおらかだけれど芯の強い母親ぶりが光っているなと思いました。
私のような若輩者がそんな評価をさせてもらうこと自体おこがましいのですが。
音楽は斉藤高順(たかのぶ)さん。
私には『行進曲「オーバー・ザ・ギャラクシー」』の作曲者として印象深い方。
民間人出身の航空自衛隊航空中央音楽隊・隊長としても有名。
が、小津監督作品の音楽を担当した方として、より有名なんだそうです。
不明を恥じます。
横山秀夫さんの小説、『64(ロクヨン)』。
昨年のせせらぎコンサートの頃、読みふけった傑作です。
今年、映画化されます。
前・後編に分かれる大作です。
昨年か一昨年か、NHK がテレビドラマ化していました。
そもそも、これを観た小料理屋の女将さんの勧めで小説を読むこととなったのでした。
昨年暮れに BS プレミアムで再放送されたのを録画しておいたのですが、観ていませんでした。
昨日は一日中雨だったので外出する気になれず、『64』を観ようと思い立ちました。
1話1時間、合計5話で5時間。
いざ観始めると、あっという間でした。
小説の細かいところまでは覚えていません。
が、要所要所で「次はこうなるな」というのが分かります。
かなり原作に忠実に描いているな、という印象。
小説を読んで、ドラマを観て、私にとってのポイントは …
・無言電話
・主要人物の苗字がなぜ「マ行」なのか
ってところです。
映画ではどんな描き方をするんでしょうか?
楽しみですな。
2月19日(金)は …
フルート × 2
B♭クラリネット × 5
アルト・サックス × 3
トランペット × 4
ホルン × 3
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 2
パーカッション × 2
そして私の計26人で合奏を行いました。
また、フルートの見学の方にも参加していただきました。
合奏ってものは、大概うまくいきません。
帰り道、歩きながら、ああでもない、こうでもないと反省ばかりしています。
約1時間歩いて、やっと心が落ち着き、ビールを呑んで「また次!」と思えるようになります。
ところが今回は、いい合奏になったなぁという手ごたえ充分。
思い悩むことなく歩くことができました。
皆さん、よい準備をありがとうございました。
ミシェル・ルグランの音楽を知るために買った『ロシュフォールの恋人たち』のサウンドトラック CD 。
そのうち、今回私たちが演奏する『キャラバンの到着』と『双子姉妹の歌』は聴いたのですが、CD を通して聴く時間がなかなか取れませんでした。
が、なんとか聴ききることができました。
いや~、イイですねェ~、ミシェル・ルグランの世界。
天才ですね!
私、宮川 泰さんの音楽を聴いている感じを受けました。
『宇宙戦艦ヤマト』の世界に近いものを感じました。
これも「時代の音」なんでしょうか?
金曜日のレギュラー練習で録音するのはなかなか手間がかかります。
録音機をセットしてもらうのは専ら日曜日。
ということで2月14日(日)は、係の I さんが録音作業してくれました。
ところで、録音された音を聴いて、「自分の音が聴こえない」と言う人が結構います。
私からしたら、「聴こえてるがな」と思うのですが …
きっと、「全く聴こえない」のではなく、「よく聴こえない」ということなんでしょうな。
しかし、全員の音が「よく聴こえ」たら、どんな音がするのでしょう。
きっと、平板で面白くないでしょう。
中には、全く聴こえないに近い音、あります。
でも、「必要のない音」なんて、ないのです。
お料理に例えたら「かくし味」ってことになると思います。
脇役も大切でっせ。
全曲合奏2016年2月16日
2月14日(日)は、
ピッコロ × 1
フルート × 3
B♭クラリネット × 4
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 6(全員集合!)
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 2(全員集合!)
テューバ × 2(全員集合!)
パーカッション × 2
そして私の計32人で合奏を行いました。
※※※
土曜日から本降り。
日曜日も降り続くのかと思われましたが、何とか上がってくれました。
もう少し降るかも、と思いつつ、思い切って傘を持たずに練習会場へ。
正解でした。
実行委員会で、日曜合奏ではとにかく全曲やってみようと話し合われました。
ということで、会場借用時間の9時から17時のうち、15時から17時までを全曲通しの時間に充てることにしました。
(17時完全撤収なので、実際には16時30分くらいには合奏を終えないと後片付けできないのですが)
午前中のうちに、最近力を入れている『ゲッタウェイ』『サザンオールスターズ・メドレー』『序曲1812年』を「しつこめ」に稽古しようと思っていました。
が、しつこくやりすぎて、『序曲1812年』はお昼休みのあとに回さざるを得ませんでした。
午後は『序曲1812年』のあと、第2部の楽曲を5曲。
こちらはアッサリめに。
15時からの全曲通しの際に訳が分からなくなる、ということがないようにはしておこうと。
『マードックからの最後の手紙』『主よ、人の望みの喜びよ』は通し一発に賭けることにして、いよいよ全曲通し。
あまり時間がないので、一曲通したらすぐ次、という感じでやりました。
一気に突っ走りました。
トレーニングという意味では良かったかも知れませんが、ちょっと音楽的には …
次の全曲通しでは、もう少し曲間の「間」を大切にしてみようと思います。
2月12日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2
パーカッション × 3
そして私の計31人で合奏を行いました。
この日も、400小節以上ある『序曲1812』の中から、30数小節だけ抜き出しての練習。
特に音を当てるのが難しい箇所だと思います。
そこで、ついつい短くしてしまう「打ち込み」の音を、拍いっぱいの長めに吹いてもらってみました。
本当は短い発音時間で音を当てなければならないのだろうと思います。
けれども、唇が緊張しちゃってうまく当たらないことも多いかな。
ちょっとでも長めに吹くことができれば、その時間内に当てればいいと思うからか、緊張感が減って、リラックスした音がアタマから当たるようになるんですな。
木管楽器の指回しも大変ですが、指が回ればいいってもんじゃなく、音の真ん中に当てないと。
やっぱり耳を使うのが大切なんですな。
打ち込みの音、木管の細かい音型。
苦労しましたが、打ち込みの安定した音に支えられ、この日は割と合いました。
一転、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの『ゲッタウェイ』では、音を短くするようお願いしました。
16分音符が連なったら、ラストの音符を伸ばすことなく、ピシッと切る。
メロディの尻、ピシッと切る。
息のスピードを落とさず、終りはスパッと。
楽器を口から離してしまうくらいでいいかも。
クラシックの大曲を稽古して、ロックにチャレンジ。
気温が高いのも相まって、汗ブリブリの一日でした。
MOVIX 京都では、本編上映の前に、歌舞伎俳優の方が今後公開される松竹映画を紹介するコーナーがあります。
ちょっと前までは片岡愛之助さんが『母と暮らせば』を紹介していらしたし、その前は尾上松也さんが『天空の蜂』を紹介しておられました。
現在のバージョンは片岡愛之助さんによる『家族はつらいよ』の紹介。
この映画のキーワードは、「松竹大船調喜劇の復活」だそうです。
そもそも松竹大船調とは、今はなき松竹大船撮影所で撮られた映画の特徴。
小津安二郎監督や木下惠介監督の作品、山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズなどが代表格なのでしょう。
片岡愛之助さんの言葉を借りると、松竹大船調とは、
・物語は必ずハッピーエンド
・決して奇をてらわない
・人々の日常を温かく描く
ってことになるそうです。
先日、MOVIX 京都のレイトショーで、マット・デイモン主演の『オデッセイ』を観ました。
片岡愛之助さんによる松竹大船調の解説を聴いたあとで本編上映だったのが効いているとは思いますが、この『オデッセイ』、松竹大船調やなぁと思いました。
6人の宇宙飛行士が火星探査をしているところ、超大型の砂嵐に巻き込まれます。
マット・デイモンは吹き飛ばされてしまい、他の5人による救助もままならず、一人、火星に取り残されてしまいます。
絶望的状況なんですが …
まず、物語がハッピーエンドかと言えば、はっきり書いちゃいましょう、ハッピーエンドです。
次に、決して奇をてらわないかと言うと、それは私には分かりませんでした。
が、『エイリアン』や『ブレードランナー』を撮ってきたリドリー・スコット監督の作品であることを思うと、ちょっと意外に感じるところがありました。
火星で一人ぼっちのマット・デイモンを撮っているカメラ・ワークが、何となく、小津安二郎監督の『東京物語』を思わせたのです。
最後に、人々の日常を温かく描いているかと言えば、「人々」ではなく「一人きり」ですが、丁寧に追っかけてるな、と思いました。
これはマット・デイモンその人に負うところが大きいと感じました。
マッチョなマットが、食料を切り詰めていくうち、救出間近になるとガリガリに痩せているのです。
役作りとはいえ、大変ですな。
また、一人ぼっちの日常を、映像日誌に残す形で描くシーンが多いのですが、まるでカメラに向かって語っているというか、独り言をいっているというか、とにかく人間臭くて面白いのです。
深刻なのに、深刻ばかりに描かない。
人は生きていくのに、つらくても笑うことがあるし、嬉しくても泣いちゃうし、大好きなのに反対の言葉を言っちゃうことがある。
人間を深く描いた SF 、私にはそんな印象が強く残りました。
NHK の朝の連続テレビ小説『花子とアン』。
何年前の放送でしたかなぁ~
このドラマで大ブレイクしたのは、吉田鋼太郎さんと鈴木亮平さんではなかったかな。
特に鈴木亮平さんの、その後の露出ぶりは凄いですな。
以前から映画でちょくちょく見かけていましたが、テレビ出演が増えましたな。
シリアスからコミカルまで、振り幅の広さに感心します。
要望に応じて痩せたり太ったり筋肉質になったり。
プロ根性に脱帽です。
※※※
『花子とアン』をきっかけに読み始めた『赤毛のアン』シリーズ。
少しずつ読み進めて、ようやく第8巻に辿り着きました。
まだまだ道半ばです。
原作者のモンゴメリさんの文章、さぞ美しいのでしょうな。
村岡花子さんの翻訳も美しく、情景描写など、うっとりさせられます。
※※※
第8巻は “ アンをめぐる人々 ” 。
第4巻 “ アンの友達 ” 以来の、アンは登場しない巻。
離れ離れだった父と母と娘が再会したり、一人だけ出世しなかったけど、弟や妹たちを助け続けてきた長兄に、大人数の兄弟姉妹が感謝の気持ちを込めて愛を語ったり。
電車の中で読んでる身には辛いです。
ニット帽をかぶり、マスクをしても、目は隠せませんからな。
巷ではインフルエンザが流行っているらしいのですが、あまり実感がありませんでした。
が、勤務先で立て続けにインフルエンザ感染者が判明。
まず、私がいるフロアの一つ下の階の中堅技術者。
続いて、同一フロアで隣の部署の部長。
急に身近になってきた感じです。
楽団でも、合奏後の皆さんの雑談を聞いていると、インフルエンザの話題が …
あくまでも私見ですが、ウイルスは毎日、体内に飛び込んできているのだと思います。
免疫力が強ければ発症する前にウイルスをやっつけていて、弱っているときにやられてしまうのでは?
当たり前のことですが、体を冷やさないように気をつけたり、睡眠をしっかりとったりするのが大切なのではないでしょうか。
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