2012年11月
今年リピートした映画といえば、
『宇宙戦艦ヤマト2199第1章』×3
『宇宙戦艦ヤマト2199第2章』×3
『宇宙戦艦ヤマト2199第3章』×3
シネコンで観ている(つまり多くの人が働いている)にもかかわらず、
どうも私の顔を覚えてしまったスタッフが複数人いるようで、
何度かチケット・カウンターで「クスクスッ」とされてしまいました。
まあ、仕方ないですな。
そして今年リピートした映画、
実はもう一本あります。
フランス映画の『最強のふたり』です。
世界各地で多くの賞を受けているらしいですが、
ホントに素晴らしい映画です。
飾らない友情を描いた(と受け取っています)この映画から伝わってくる
躍動感、
笑い、
涙。。。
観終わった後のカタルシス、
もう堪りません。
さらにもう一回観てもいい!
私が無条件に尊敬しちゃうクリント・イーストウッドの最新作(ただし監督はしていない)、
『人生の特等席』も良かった!
割とありきたりなストーリー(御免なさい!)で、
予定調和といえば予定調和なんですが、
ラストのスカッとした感じ、堪りません!
これも数少ないリピート作品になりそうです。
フィリップ・スパーク作曲『オリエント急行』を初めて聴いたのは、
1990年台の半ばだったでしょうか。
これがきっかけとなり、
コンテンポラリーな吹奏楽曲、
つまり、
今この時代に産み出されている吹奏楽曲を聴き漁るようになりました。
その頃の人気作曲家といえば、
前述のスパークと、
ヤン・ヴァンデルローストではないかと思います。
聴き漁った反動からか、
それからしばらく新曲をあまり聴かなくなりました。
その頃に人気が出てきた作曲家の一人がアッペルモントだと思います。
聴き漁るとき、
CDのライナーノートも読み漁ります。
つまり、作曲家や作品の背景も同時に勉強できるのです。
ですので、スパークやヴァンデルローストのことは自然と勉強できました。
アッペルモントのCDも持っていることは持っているのですが、
スパークやヴァンデルローストほど熱中しては聴いていないし、
ライナーノートも読んでいません。
これからアッペルモントの音楽に取り組むことになっています。
新たに勉強ですゾ。
先日、映画『009 RE:CYBORG』を観に行きました。
アニメ『サイボーグ009(ゼロゼロナイン)』です。
石ノ森章太郎さん原作のこの作品、
サイボーグ戦士の対峙する敵は、何と“神”。
非常に見ごたえのある作品だと新聞で読んでいたのでした。
もちろん、子供の頃に観たテレビアニメがどんなに進化したのか、
それを観たかったのが大きいのですが。
3Dはしんどいので普通に2Dで観るほうが好きなのですが、
3Dしかかかっていない時間帯にしか映画館を訪れることができませんでした。
やむなく400円多く払っての鑑賞です。
えっ?400円?
この劇場では3D代金300円に3Dメガネ代100円をプラスするのでした。
そして3Dメガネを持ち帰ることができます。
次からはこれを持ってくれば300円でOK。
別に要らんのやけど…って思ってたら『009』の3Dはかなり自然な仕上がり。
これなら3Dもええな、と思いました。
と、久しぶりの3Dを楽しんでいたら、
お手洗いがどうしても我慢できなくなり、
中座してトイレに飛び込んでしまいました。
開映までにちゃんとトイレを済ませるので、
映画の最中に行くなんて、何年ぶりでしょうか?
数分のストーリーがすっ飛んでしまいました。
サイボーグ戦士が核ミサイルの着弾を食い止めるクライマックス。
009がミサイルに取り付こうとする寸前で、
急に画面が暗くなり、
逆に会場が明るくなりました。
すぐに停電だと分かりました。
かなり前ですが、同じことが起こったことがあるのです。
以前は、停電後も自走したフィルムを巻き戻すことができず、
約3分の映像を飛ばしたところから再開することしかできませんでした。
私は係員に危機管理がなっていないと噛み付いたものです。
その教訓が生かされたのかどうかは分かりませんが、
今回は約3分巻き戻したポイントから再開してくれました。
それにしても、
重なるときは重なるもんだな、
とつくづく思いました。
この三連休に京都を訪れた皆さん、
凄い人手で大変だったことでしょう。
でも、勤労感謝の日の頃の連休で
こんなにも見事な紅葉になったこと、
ここ数年なかったんではないかと思います。
いい時に来られましたね。
京都に住まう者としても、
今年は紅葉を満喫できました。
ただし、この三連休の前半は仕事漬け。
特に11/22に発生した立てこもり事件で精神的にヘトヘトになったせいか、
三連休の最終日はかなりの時間を眠って過ごしてしまいました。
雲一つない秋晴れの一日。
このままではあまりにもったいないので
夕方になる少し前から近所の散歩に出掛けました。
寺町通りにある阿弥陀寺。
織田信長の廟所との言い伝えのある寺ですが、
ここの紅葉が見事です。
朱、というか、オレンジ色というか。

もう一つ、これも寺町通りの慈福寺。
こちらは赤、というか、紅、といった感じ。
周りの緑ともよくマッチしています。

出掛けた頃はとても暖かだったんですが、
日が落ち始めると急にひんやりしてきました。
きっとこの寒暖差が今年の紅葉に好影響を及ぼしているのでしょうね。
この「指揮者のひとりごと」というコーナーは、そもそも、
・ホームページを訪れてくださる一般の方々に練習の様子を知っていただくこと
・仕事の都合でなかなか練習に参加できない楽員さんに練習の進み具合を伝えること
の二つの目的で立ち上がったのでした。
が、
読んでくださっている方々ご存知のように、
映画・舞台・小説・歩くこと・飲み歩くこと・東北のこと・旅・鉄道・温泉…
等々に興味・関心の尽きない私は、
脱線に次ぐ脱線を繰り返しております。
呆れ果てた団執行部は、
合奏の様子をプレイヤー目線で知らせる新コーナー「せせらぎ人語」を開設。
「指揮者のひとりごと」については、
「あんさん、好きなようにやりなはれ」
ってことになったのでした。
(なお、「せせらぎ人語」も時に脱線していらっしゃるようで、
微笑ましい限りであります)
今日は、久々に直球で合奏する上での悩みを吐露しようかと思います。
何といっても、週に一回、数時間の合奏時間しか取れないことから来る悩みです。
7月の定期演奏会を目指して、少しでもいい演奏となるようにしたい。
誰もがそう思っているでしょう。
思っていても、集合できるのは週に一回だけです。
仕事の都合で週一も難しいという方もおられます。
その状況下で十数曲を仕上げていかないといけない。
最初に配られた(A)という曲を練習しているうち、
(B)(C)(D)と選曲が進んでいくと、
それらの練習にシフトしていかざるを得ない。
で、(A)に戻ったとき、なかなか勘が戻らない。
もちろん(B)もしかり、といった状況。
今まさにそのフェーズに突入しようとしています。
最初に配られた『南の島のハメハメハ』をそろそろ寝かせ、
次に選曲された『テームサイド序曲』ばかり合奏する訳にもいかず、
新譜にどんどん取り掛かっていかないと、
という段階です。
今考えているのは、
『南の島のハメハメハ』は思い切って寝かしてしまおう、
けれども『テームサイド序曲』は部分的に継続していこう、
というやり方。
『テームサイド序曲』にはすこぶる難しい箇所があり、
せめてそこだけは忘れないようにしよう、
というよりも磨き上げ続けようと思うのです。
(以前演奏した『スプリング・マーチ』にもそんな箇所がありました)
うまくいくかどうか、未知数です。
が、限られた時間の有効活用、
やっぱり考えていかないと、です。
(本日は、楽員向けに偏った内容となりました)
私が勝手に「紅葉の基準木」としている木があります。
自宅近所の相国寺にある楓です。
(正確に言うと、楓だと思います。樹木の種類に自信がなくって…)
だいたい10月の末にグッと冷え込む日が来て、
紅葉が進みだすように思います。
けれどもここ数年、
冷え込む日が続かず、
あまり綺麗な紅葉にならなかったような気がします。
でも今年は生ぬるい朝に戻ることがほぼなかったと思います。
紅葉の出来映え、なかなかいいんじゃないでしょうか。

紅葉が映えるのが、
これまたご近所の同志社の赤煉瓦。
大学キャンパス、校舎の拡張の大工事が行われてきましたが、
いよいよ完成に近づいたようです。
凄いなぁ~

来年の大河ドラマは綾瀬はるかさん演じるの新島八重さんが主人公。
同志社の創始者・新島襄の妻です。
同志社さん、いよいよ盛り上がってますなぁ~
階段2012年11月18日
Yさんが「せせらぎ人語」にランニングについて書いておられました。
私も常々走らないといけないと思いつつ、
なかなかそこには至れないままでいます。
歩く距離やスピードはかなりの線いってるとは思うのですが。
そこで、普段の生活の中で運動の負荷を重くする方法として、
階段の上り下りを始めました。
私の働く勤務先のフロアは10階です。
まずは、出勤時にエレベーターに乗るのをやめることにしました。
それから、百貨店に買物に行った際も、
エスカレーターに乗るのをやめました。
京都シネマも3階ですがエスカレーターは使わない。
実は、入社1年目にも階段の上り下りにトライしたことがあります。
が、普段運動をしていなかった私は、
10階昇っただけで汗をブリブリかいて、
風邪をひいてしまいました。
年休を使い果たしていた私は、
情けないことにそれから数日、欠勤してしまったのでした。
以来、トラウマになって社の階段に寄り付きませんでした。
数年前、エレベーター故障でやむを得ず階段で10階まで上がったことがありましたが、
やはり汗ダラダラ、
足はガクガクの超情けない状態。
「くそっ」と思いました。
私の普段の歩くペースが上がったのはそれからだったと思います。
満を持しての階段上り下り再開から約2ヶ月経ちました。
息は上がります。
汗もかきますが、すぐに引きます。
でも、足はガクガクきません。
普段の歩きが効いているのでしょうか。
だとすれば嬉しい限りです。
不思議なことに、
寒がりな私が、寒くなってきた昨今、
例年のように寒く感じません。
体の中が燃えているのでしょうか?
でも、体重はピクリとも動きません…
一週間に一回の合奏でどうやって演奏会に臨むか?
悩ましい永遠のテーマですが、
10月に開いたミニ・コンサート「バンビオLIVE」の手法を
来年のせせらぎコンサートに向けても採用してみようか、
と考えているところです。
一つの曲に対して、
通して(全体像の把握)、
小返しして(要チェック・ポイントの練習)、
もう一度通す(確認作業)。
本当はこれくらいやりたいんですが、
時間がない。
(A)という曲にこれだけの時間を費やすことで、
これまで積み上げてきた筈の(B)という曲を忘れてしまう、
ってのはよくあることです。
そこで、演奏会まで時間のある今の時期に、
通すのをやめ、
各曲とも小返しだけで進めていく。
どの曲にも浅い入り方しかできないかもしれないけれど、
多くの曲が身についていくような気がします。
深く音楽を作っていくのは演奏会の少し前から。
(A)に集中的に取り組んでも、
もはや(B)を忘れてしまう危険は減っているでしょうから。
しかし、良いこともあれば良くないこともあると思います。
演奏会の少し前には楽譜そのものの習熟はできている前提ですが、
そうとは限らないのが音楽作りってものですから。
いろいろ考えていきたいし、
また、
ご意見もお待ちしております。
口内炎2012年11月16日
ここ数日、歯茎が痛んでおります。
ピーナッツの破片が歯茎の中に入ってしまったのではないか、
って感じの痛みです。
なんだか悪化しているようなので歯医者さんに行ってみたら、
一刀両断、「口内炎です。」
思えば、口内炎になったこと、あったかな?
あったとしてもかなり昔のことで、
もしかすると初めてのことかもしれません。
個人差あると思いますが、
口内炎ってこんなに痛いものなんですね。
もしも楽器を吹くとして、
これはかなり厄介な痛みです。
ここ最近で歯の治療をした(あるいは継続中の)
ユーフォニアムのMさん、
テナー・サックスのKさん、
オーボエのHさん、
さぞかし大変だったでしょうね。
身をもって感じます。
はてさて、
皆さんは旅の計画を練るのを、
人に任せる派(旅行会社も含めて)でしょうか?
自分で練らないと気が済まない派でしょうか?
私は自分で練る派です。
社員旅行の幹事を任されて約10年。
毎回毎回、自分の行きたい旅に周囲を巻き込んでいます。
今回は九州。
ようやく念願の九州新幹線全線制覇です。
往きは途中下車を繰り返しますが、
帰りは鹿児島中央から新大阪まで、
ノンストップで帰ってくる予定です。
これまでは、
旅程はもちろん自分で作るのですが、
切符購入は旅行会社に頼んでいました。
予約だけして発券は後ほどにできるからです。
(急遽キャンセルが出ても、発券までは柔軟に対応可能)
しかし、
今回は急なキャンセルはまずないだろうと見込み、
自分で「みどりの窓口」に行って切符を買うことにしたのです。
京都駅の「みどりの窓口」でお世話になったKさん、
運賃がなんとか安くならないかと、
あの手この手で試してくれます。
「あっ、この人、俺の旅行計画に乗っかって、楽しんでるゾ」
そんな感じが伝わってきます。
特急「はやとの風」の指定席でも、
「ここの座席、料金は通常の指定席料金と同じですけど、
なかなか取れないお薦めの席なんですよ。
僕、まだ一度も押さえることができてないんですけど
(もちろん「みどりの窓口」の職員として、
お客さんの席を押さえることができたことがない、という意味)、
やってみましょうか?」
「はい、頼みます!」
って、私も頼むんですけど、
明らかにKさんが楽しんでいるの、まる分かりです!
そして、「はやとの風」のお薦めシートが確保できました。
複雑なルートではありますが、
往復割引を駆使して乗車券の確保もできたのは、
窓口に立ってから1時間後のことでした。
途中、何度も交代要員が様子を見に来ていたので、
休憩時間に食い込んでいたと思います。
それでも最後までお付き合いくださったKさん、
本当にありがとうございました。
何だか、お互いに窓口から立ち去り難い雰囲気でしたネ。
ともに戦った戦友のような感じになりましたネ。
あなたって、本当に鉄道が好きな人なのですね。
感動しました。
(一応断っておきますが、Kさんは男性です)
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