2013年03月
昨日は練習に全く参加できませんでした。
申し訳ありませんでした。
朝は30分ほど早く出社し、
それだけ早く仕事を始めようとしました。
が、スタートして5分ほどでトラブル発生。
レギュラーの仕事を置いといてトラブルに対処せざるを得なくなりました。
何とかそいつを片付けて、
午前中のうちにペースを回復。
しかし昼イチからまた仕事が殺到。
年末とか年度末ってホントに困ります。
数年前までは、
この状況に追い込まれたらイライラして、
とにかく早く仕事を済まそうとして、
雑になったせいでやり直し、
結局余計に時間がかかるってことがよくありました。
でも、もういい歳なので、
そこは落ち着いてまずは「やることリスト」を作ります。
大袈裟なものではなくてミス・コピー紙の裏に列挙するだけですが、
これが大いに違うのです。
書き出してみると、
「ドタバタしてるけど、何や、意外と少ないねんな」
と気付かされます。
あとはそれを一つ一つ潰していくだけのこと。
仕事のスピードも敢えて落とします。
慌ててミスって二度手間になる失敗、
さんざんやってきましたから。
でも、やっぱり定時を越え、仕事は延々と続きました。
年度末は絶対量が違うのです。
次週こそは、と思って、
今も仕事を片付けています。
『アイヴァンホー』のスコアを読みたい気持ちを我慢しつつ…
せせらぎの古いメンバーがよく通った「スナック玉江」。
名前は色っぽいけれど、マスターは男性(それも一目見ると怖い…)。
よく相談にのってもらったり愚痴を聞いてもらったりしたのですが、
ご高齢ゆえ廃業なさり、それから数年経ちました。
その「スナック玉江」で長年マスターを助けて働いておられたマリコさん。
実は何度もせせらぎコンサートの司会を引き受けてくれたマリコさんなのですが、
この4月からマリコさん自身がスナックを開くことになったとハガキが届きました!
腹の底から喜びが溢れてきました。
開店が待ち遠しいです。
4~5年前に買ったVictorのCDデッキ。
WOOD CONEという優れものを使っていて、
とても音がいいのです。
あまり場所をとらないので、
デスクの上の書類棚に置いて普段使いしています。
CDを入れ換えようと思って左手を挙げようとしたら、
おっと、手が挙がらない。
ヤバい、悪化しとる!
でも、これは怪我なのか、
それとも四十肩、もとい、五十肩なのか…
話をCDに戻しましょう。
このCDデッキを買って以来、
手持ちのCDを全部聴きなおしてやろうとしてきました。
そして、いよいよ大詰め、
ほんの数枚しか持っていない8cmシングルCDに到達。
セットしたCDは、
熊谷幸子(くまがい・さちこ)さんの『風と雲と私』。
涙が出ました。
1994年に放送されたテレビドラマ『夏子の酒』の主題歌です。
(原作はコミックなんですが、それは読んでいません…)
主人公・夏子を演じる和久井映見さんが、
なんと初回で死んでしまう兄・中井貴一さんの遺志を引継ぎ、
幻の酒米を使った純米酒を生み出していく物語。
米作り・酒造りの苦労と、
自分自身の音楽作りの苦労、
入社したての新人としての苦労なんかがオーバーラップして、
ドラマにはまり込みました。
全11話ですが、11回泣きました。
『風と雲と私』と『夏子の酒』はベスト・マッチ!
この曲を聴くとあの当時のことを思い出します。
※※※
そういえば、昨年の大河ドラマ『平清盛』で、
清盛の父・忠盛を演じたのは中井貴一さんで、
清盛の母・宗子を演じたのは和久井映見さんでした。
なんか不思議な感じですな。
地域の親睦草野球大会(ソフトボールではなく野球)に誘われたので、
行ってきました。
野球をするの、何年ぶりやろ?
嬉しいなァ~
左利きで、しかもファーストミットを持っていったので、
ファーストを守ることになりました。
皆さん、ストライク送球してくださるので、
キャッチングは難なくこなせました。
打球処理は一回だけ、
ファーストフライでした。
が、ミットではじいて落としそうになりました。
何とか地面に落とさずに済んだのでアウトにできましたが、
ああ冷や冷やした~
バッティングのほうは4打数3安打1四球。
まずまずの成績でした。
私は世にも珍しい左投げ右打ちなのです。
左バッターボックスに入っても、
右から来るボールがよく見えなくて、
全く打てないのです。
右打席で左から来るボールはよく見えるので、
いつの間にか右打ちになってしまったようです。
おそらく「利き目」も左だからこうなったのでしょう。
3安打のいずれも、
バットの芯で捕らえた会心の当たりでした。
が、
・三遊間を破るレフト前ヒット
・三塁線を破る二塁打
・サード強襲ヒット
といずれもレフト方向へ引っ張った当たりばかり。
力任せに振ったら当たった、っていう感じなのです。
普段、「力任せに音を出してはいけない」と言っている指揮者が、
これじゃ~あきません。
反省しきりです。
それともう一つ反省。
三塁ランナーだったとき、
バッターが内野ゴロを打ったので本塁に突っ込みました。
そして、ヘッドスライディングしました!
って書くとカッコよく聞こえますが、
実は三塁と本塁の中間辺りでコケてしもうたのです。
気持ちはホームに帰ろうとしているのですが、
足が出ないのです。
いわゆる「足が絡まる」って奴です。
そこから必死に立ち上がってホームに走り、
何とかセーフになりましたが、
皆さんの大爆笑を誘いました。
笑いがとれたのは三枚目の私としては嬉しかったのですが、
こうも走れないものかと愕然としました。
ウォーキングにはかなり自信がありますが、
ランニングはまた別物ですね。
毎日とは言わないまでも走ることをやっとかないと駄目やな、
と強く思った次第です。
それにしても、今、左腕が痛んでいます。
普段からボールを投げているので、
投球のせいではないと思います。
おそらくヘッドスライディング、
ではなくてコケたとき、
無意識のうちに左手で体を守ろうとしたんだと思います。
はめていたイチロー・モデルのバッティググローブも
(なんか形から入ろうとすんねんな、こいつは)
ボロボロになるくらい激しくコケたみたいです。
果たして、次の金曜日、
タクトを振ることができるでしょうか…
音楽をするだけで楽しいのですが、
合奏していて「うまくできたな」と手応えを感じたり、
他のパートの演奏を聴いて「ええ感じやなぁ、ええ音やなぁ」と感じると、
楽しさが倍加すると思うのですが、
プレイヤーの皆さん、いかがでしょうか?
最近、私は手応えを感じはじめています。
ものづくりには、長い長い辛い時期がつきもの。
頑張っているのに結果が出ないとき、
時に投げ出してしまいたくなったりします。
が、少しずつだけれども手応えを感じはじめると、
続けてきて良かったと思うのです。
ここで緩めてはいけないと思うんですが、
ホッと一息つきたくなります。
ひと休みしたら、
さあ、精進の再開です。
プエルトリコとの大事な大事な準決勝。
私は急用ができて、外出しなければならなくなりました。
「なんでこんな日に…」
全く使いこなせていないスマートフォンですが、
今日は大活躍です。
そう、ワンセグでテレビを観ることができるからです!
電車の中でスイッチを入れると、
なんとプエルトリコの先制シーンです。
なにやら嫌な予感…
大急ぎで用事を済ませて帰宅したときには、
点差は3に広がっていました。
8回裏に1点返すも及ばず、
侍ジャパンのWBCは終わりました。
しかし、最後まで諦めない姿勢、
素晴らしかったと思います。
世界の強豪が敗退していく中で、
ベスト4まで残ったこと、
誇るべきだと思います。
やっぱり、私は野球が大好きです。
これからも応援し続けます。
※※※
さて、私は極度の緊張にさらされると、
猛烈に腰が痛くなります。
これが進行するとギックリ腰になる感じです。
今、私の腰は非常にヤバイ状態です。
テレビCMなどで『フライト』の予告を見て、
なんでこの映画がアカデミー賞(主演男優賞)にノミネートされているのか、
まるで分かりませんでした。
急降下する旅客機を奇跡的な操縦で救い、不時着。
多くの人が助かります。
それは確かに凄いけれども、
アカデミー賞かどうかと言われると、
ちと、違うような気がしたのです。
理由が知りたいと思い、劇場に足を運びました。
やはり先入観だけでは駄目ですね。
実際に映画館で観て、
この映画の凄さが分かりました。
ネタバレするので詳しくは書きませんが、
薬物依存・アルコール依存の問題を扱っているのです。
(勘のいい方なら、あらかた察しがつくのでは?)
デンゼル・ワシントンの演技、
それはそれは唸らされました。
凄いのは、その心理描写です。
そして監督はロバート・ゼメキスなのです。
『フォレスト・ガンプ』、凄かったなァ。
思えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も彼の作品なんですね。
そしてそして、『コンタクト』。
私が一番好きな映画もゼメキスのメガホンによるものなんです。
凄くスピリチュアルだったなァ。
そうそう、『フライト』もスピリチュアルな作品でした。
原題を『JIRO DREAMS OF SUSHI』という、
アメリカのドキュメンタリー映画です。
東京・銀座の鮨店「すきやばし次郎」の店主、
小野二郎さんを追いかけたドキュメント。
二郎さんは87歳の今も現役で鮨を握り続ける、
現役の鮨職人なのです。
その立ち居振る舞いがなんともかっこよく、美しいのです。
特に、左利きの二郎さんが、もちろん左手メインで寿司を握り、
右手で箸を持ち寿司をつまむ姿の美しさ。
額に刻まれた皺も年輪のように見えてきます。
「夢の中にも鮨がでてくる」というくらい、
年がら年中もっといい鮨が握りたいと考えておられるようです。
その生き様に脱帽いたしました。
7年前の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、
キューバとの決勝戦、
なんと、せせらぎの練習日でした。
「なんでこんな重要な日が練習日なんだ!」
とジリジリしつつ、
51の背番号の付いたイチロー選手のWBCユニフォーム・レプリカを着て指揮したのでした。
4年前の第2回WBC決勝・韓国戦は仕事とも練習とも重ならず、
やはりイチロー選手のユニフォームを着て、
自宅での観戦となりました。
第1回も第2回も日本が優勝しました。
そして第3回WBC。
3/8(金)の重要な台湾戦、
これがまた、せせらぎの練習と重なりました。
「なんで今回も重要な試合と練習日が重なるんだ!」
とジリジリしつつ、
練習終了後すぐにタクシーに飛び乗り、
間違いなくテレビ観戦している馴染みの小料理屋に向かいました。
ビハインドを抱えたまま閉店時間となり、続きは自宅で。
9回2死からの同点劇、延長戦での逆転!
いやはや、本当に疲れました。
その後のオランダ戦(ホームラン6本!)も制し、
侍JAPANは決勝ラウンドの行われるアメリカに渡ったのです。
まだこれから先どうなるか分かりませんが、
兎にも角にもホッとしました。
※※※
世界を相手にした野球の試合を観戦していて、
つくづく思わされることがあります。
それは、
ただ力任せにボールを投げても、
ただ力任せにバットを振っても、
通用しないということです。
気の入ったボールが、あるいはスウィングが、
ちゃんと「コントロール」できていないと、
世界には通用しないのです。
100%の投球で暴投、
100%のスウィングで空振り、
これではゲーム・メイクできないのです。
※※※
音楽も一緒だと思うのです。
ただ力任せに発音しても駄目だと思うのです。
ちゃんと「コントロール」できていないと。
100%の発音で音がひっくりかえる、
100%のパワーで和音が乱れる、
これでは音楽が作れません。
スポーツにはかくも学ばされます。
「今日は、音楽に関すること、何もしなかったな」
ということのないようにするのが一つの目標です。
それで続けているのが、
スコアのたった1小節を書き写す作業。
上はピッコロから、下は打楽器まで書いてあるスコア(総譜)を、
1小節でよいから抜き出します。
そして同じ動きをしている楽器群にまとめて書き出していくのです。
(「コンデンスド・スコア」を作る作業です)
やっぱり「書く」という作業は大切なようで、
書いていると不思議と音が「聴こえてくる」気がするのです。
長く続けてきたおかげでしょうか。
「えい、今日は休みじゃ!時間のあるときにまとめてやったれ!」
これでうまくいった試しがありません。
やはり私には、
毎日ちょこっとずつが性に合っているようです。
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