2016年07月

本番前日の過ごし方2016年7月6日

高校卒業後、大学入試全滅に終わった私は、予備校に通いながらの浪人生活を送りました。
吹奏楽に明け暮れた高校時代とは打って変わって、ただひたすら机に噛り付きました。
それまで勉強してこなかったので、とにかく机に向かうことが取っ掛かりだったのです。

一年間、勉強し続けてきて、それなりの成果が上がっていました。
入試直前になって慌てて詰め込む事柄はなくなっていたと思います。
予備校の先生からの最後の教えは、「入試の一週間前からは勉強するな」でした。
ビックリする指導ですが、要は疲れきった頭で本番に臨んではいけないということだったと思います。

受験勉強は深夜に及び、どうしても夜型の生活になりがちです。
が、試験は朝から。
入試一週間前になったら生活のリズムを朝型に戻すよう、夜はスパッと寝るべし、
という教えでもあったのでしょう。

一週間も勉強しないで入試に臨むなんて怖くて仕方ありません。
だから、ちょっとは勉強したと思うんですが、深夜まで頑張ってしまうことはせず、
早寝早起きのリズムを取り戻すことを心掛けました。
その結果はとても芳しいものでした。

※※※

昨年の演奏会前日は『 64 』に読み耽り、楽譜に噛り付くのをやめました。
今年の演奏会前日は読書さえせず、ひたすら休息しました。

昨年の演奏会当日の自分の体調はちょっと覚えていないのですが、
今年は非常にスッキリした状態で当日を迎えることができました。
例年、第2部の途中くらいに意識を失いかけることがあるのですが、今年は全くそんな心配がなく、
集中力が途切れることがありませんでした。

前日を完全にオフにするのは、なかなかいいと思いました。

と同時に、全く疲れていない状態というのもどうか、と思うのです。
体が軽すぎる、頭が軽すぎる。
野球のピッチャーに例えたら、腕が抜けそうなくらい軽いって感じですかな。

やっぱり、ちょっとは動くほうがいいようです。

第29回せせらぎコンサート、終演いたしました。2016年7月5日

7月3日(日)

フルート × 5
オーボエ × 1(賛助)
バスーン × 1(賛助)
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 10
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 4
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース)
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース、ピアノ)
テューバ × 2
パーカッション × 6(うち賛助2)
そして私の計54人で本番の舞台を務めさせていただきました。
(司会を担当していただいた休団中の F さんも含めると55人)

ものすごく暑い中、客席がほぼ満席となるくらいの方々にご来場いただきました。
どうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか?

楽員一同、精一杯の演奏をさせていただきました。
中には、力及ばずの音となってしまった場面もあったかと思います。
そういう点を反省しつつ、これからも精進してまいりたいと思います。

本日です。2016年7月3日

本番当日の朝を迎えました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

暗いニュースばかりの昨今。
昨夜も暗澹たる思いに沈むニュースが …

が、とにかく自分たちにできることをやっていくしかない。

今日のイチロー選手は先発出場。
第2打席でタイムリー・スリーベースを放っています。
当稿作成時点で、3000本安打まであと11本。
同じように乗っていきたいものです。

それでは楽員の皆さん、ホールでお会いしましょう。

聴きに来てくださる皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
楽しんでいただけますよう、精一杯尽くします。

あと、今日一日、何とかお天気がもってくれますように。

いよいよ明日です。2016年7月2日

京都市は34℃を超えております。
暑いです!

さて、いよいよ明日が本番となりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

仕事をしておられる方、
最後の追い込みをしておられる方、
いろんな過ごし方をしておられることと思います。

ここ数日、私はいささか疲れております。
久々の夜勤が尾を引いているのだと思われます。

そこで今日は、タクトを振る基本動作の確認と、荷造りだけして、
あとはゆっくり休むことにしました。

明日はスッキリした状態でホール入りできればと思います。

それでは皆さん、また明日。

本番二日前2016年7月2日

7月1日(金)は、

フルート × 4
バスーン × 1(賛助)
B♭クラリネット × 9
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 4
テナー・サックス × 1
トランペット × 6(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース)
ホルン × 5
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース、ピアノ)
テューバ × 2
パーカッション × 5(うち賛助1)
そして私の計47人で合奏を行いました。

また、本番でステージ・マネージャーをしてくださる S さんにもお越しいただきました。

いよいよ本番二日前となったこの日の課題は、全部やること。
全部通すのは難しいですが、とにかく全曲、全小節にあたりました。
途中参加であたることができなかった場所がある方もいらっしゃいますが、
仕事を抱えながらの集合です。
お含みおきください。

この一年で、せせらぎは新しい仲間がかなり増えました。
せせらぎコンサートが初舞台となる方が、例年以上に多いのです。
二回目以上の方は、初めての方にいろいろ教えてあげていただきたいと思います。
舞台そのものが初めてということはないでしょうが、
せせらぎ「独自」の「癖」みたいなものもあるでしょうから。
長年続けていると、そのあたりのことが分からなくなってしまうものです。

土曜日一日、日曜日の午前中と、まだ準備期間が残されています。
飛ばしまくるより、時間を大切に過ごしたいものです。

リアル・ユーフォニアム2016年7月1日

世界的ユーフォニアム奏者・外囿祥一郎(ほかぞの・しょういちろう)さん。
以前からお名前は存じておりましたが、演奏を聴いたことがあったかどうか …
JEUGIA 三条本店に立ち寄った際、ふと目に留まったソロ・アルバムを一枚買い求めました。
そのタイトルが『リアル・ユーフォニアム』。

いやはや、凄い。
何が凄いって、凄いと感じさせないところが凄い。
「どうだ!えっ?凄いやろ」という「どや顔」感が全く感じられません。
ユーフォニアムという美しい「声」でおしゃべりしてはるみたい。

聴き惚れました。