2017年03月

『直虎』のサントラを聴く2017年3月29日

菅野よう子さんのテーマ音楽があまりに素晴らしく、
『おんな城主 直虎』のサントラを買っちゃいました。

この手の CD は、「また、いずれ … 」と思っているうちに入手しにくくなるものです。
思い切って「エイヤ!」で買いました。

いやはや、テーマ音楽以外も素晴らしいですな。

菅野よう子さんの音楽、ちょいと時代を突き抜けている感があります。
『海街 daiary 』も『直虎』も、
きっと「残る音楽」となるに違いない。
私はそう思います。

久しぶりに出勤すると2017年3月28日

事実上の出社停止が明けて、
阪急京都線の特急で大阪に向かっていると、
高槻市の一つ手前の上牧駅でストップ。
車内放送によると、
高槻市と茨木市の間の総持寺駅で人身事故が発生したとのこと。
自身の乗っている電車の一つ前か二つ前の電車の事故のようです。

結果的に1時間半ほど停まっていたと思います。
通常は特急停車駅ではない上牧ではドアは開かないのですが、
降りたいという希望が多数あったからか、
ドアが解放されました。
すると車内は寒くて寒くて。
降りる人がほぼなくなったのを見計らってドアを閉めてくれましたが、
病み上がりには堪えました。

乗車してから2時間15分。
ようやく梅田に到着。
出勤する前に疲れ切ってしまいました。

ホームページのカウントにたじろぐ。もしかして …2017年3月22日

『キャンディード序曲』の正誤表が出来上がったので、
団員専用ページにアップロードしようと楽団ホームページに入ってみたら、
特に目新しいものがないにもかかわらず、
カウンターが「100」を超えていてビックリ。

もしかして、侍ジャパンについてのコメントを期待されているのだろうか?
それとも、たまたまか?

勝手に前者と解釈して書きましょう。

いい試合だったと思います。
ミスが絡み、肝心なところで打たれたので敗れはしました。
が、投手陣がメジャー軍団から三振を奪いまくったのは圧巻だったと思います。
ど真ん中のストレートで空振り三振を奪った菅野投手の球、特に凄かった!

侍らしく、卑怯なことなど何もしてませんからな。
正々堂々と渡り合って、勝負あったのですから、仕方ありません。
私はスンナリ受け入れることができました。

ただ、一つ言わせていただきたい。
現在の侍ジャパンのユニフォーム、ハッキリ言ってダサい。

第1回、第2回 WBC のときの、
赤と紺と金色を基調として、
「 Japan 」の文字が躍動し、
帽子も「 J 」じゃなくて「 Japan 」と主張している、
あのユニフォームに戻すべきです。

おそらくインフルエンザ2017年3月20日

3月20日、春分の日の練習は …

参加メンバーが分かりません。

練習後、団長から参加人数は教えてもらいましたが、
具体的な顔ぶれは目にしていないのです。

済みません。
当日の朝になって急にお休みさせていただきました。

前夜に噴き出した熱が収まらず、
その高さからインフルエンザと推測されたからです。

蔓延させてはまずいし、
私自身まともなアドバイスができそうもないし、
無理をせずに休養させてもらうことにしました。

せっかくの休日集合だったのに申し訳ありませんでした。

テンポの揺れを矯める2017年3月18日

3月17日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 4(見学の方1名含む)
B♭クラリネット × 7(見学の方1名含む)
アルト・サックス × 3(見学の方1名含む)
テナー・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 5(見学の方1名含む)

そして私の計35人で合奏を行いました。

合奏後の本稿、以前はあまり詳しく書いていませんでした。
ここのところ真面目に続いています。
という訳で、今回も真面目にやります。

基本練習で用いる調は、12音階のうち、この日はニ長調の番。
ニ長調の音階練習、
アルペジオ練習、
終止形練習、
終止形を用いた音量変化の練習。

次に『コラール・スピリトーソ』を用いてのコラール練習。

その次は『 GR 』から数小節だけを抜き出しての GR 継続練習。

そしてメインは『メリーゴーランド』徹底解剖です。

テンポは少々揺れても構わないと思うのです。
誰かだけ走るとか、誰かだけ遅くなるのではなくて、
みんなでシンクロしながらならば大問題ではないと。

といっても程度の問題で、
実は『メリーゴーランド』のテンポが揺れすぎるのですな。
これは矯正せんとあかんな、と思っていました。

という訳で、非情のメトロノーム練習をしました。
何が非情かというと、
転がったりもたったりするのがあからさまになるから。
私の指揮では「まあいいか」と情に流されることも多々ありますが、
メトロノームはそんなのお構いなしです。

4分音符=148という設定の曲ですが、
80設定で2回小返しし、
最後に100設定で通しました。

プレイヤーの皆さんは神経が消耗したことと思いますが、
人と一緒に演奏するというのは本来、神経を使いまくるもの。
いい稽古になったと思います。

小返ししながら割と沢山の要求も出させてもらいました。
また奏者同士での連絡も取り合ってくださいませ。

『チア☆ダン』もなかなか2017年3月17日

やたら宣伝してるし、
仕事上、全く関係ないとも言えないし、
まあ、理由なんてどうでもいいんですが、
『チア☆ダン』を観ました。

平日の、それも月曜日の初回だったせいだとは思うんですが、
「こんな入りで大丈夫か?」という動員。
おそらく土日は若い人で溢れていたのでしょうが。。。

チアダンスで世界優勝した高校生の実話をベースにしてますけど、
随所に「クスッ」とする要素もちりばめられていて、
とても楽しい映画に仕上がっていました。
もちろん感動的ですし。

私としては、
監督と選手の関係のあり方とか、
指導方法とか、
考えさせられる映画でした。

ず~っと考えていますが、
これを機にもっと考えよう。

若い女優の皆さん、
あれだけのダンスの修得、
大変だったことだろうと思います。
尊敬します。

この映画に出演した人に限らず、
俳優をやっている人を尊敬します。

2分30秒ある本番のダンスを、
通しでは撮っていませんでしたね。
無茶な期待だとは思いますが。

『ラ・ラ・ランド』では、
信じられない程の長回しで撮影された、
複雑なシークエンスのミュージカル・シーンがいくつもありました。

やっぱ『ラ・ラ・ランド』、凄いね。
アカデミーの撮影賞を獲得したのは当然ですな。

やっぱ『ラ・ラ・ランド』2017年3月16日

『ラ・ラ・ランド』を観た人の話を聞くと、
「思っていたほどじゃなかった」とか、
「尻すぼみやった」と言う人がいます。

あまりにも期待値が上がっている映画ですから。
ありそうな話です。

それで、私はというと、
思うに任せぬ人生の切なさを描いた名画だと感じました。

ハッピーエンドでなくてもいいと思います。
人の生きる様を正面から見つめた結果ですから。

そして、音楽。
素晴らしい!
踊れない私も踊りたくなってきます。

上映前に『ラ・ラ・ランド』の予告篇が流れ、
著名な人たちの推薦コメントがスーパーされます。
これから観る映画の予告篇が流れるのって珍しいな、
もしかしてスクリーンを間違えたかな?と思いました。

コメントの一つに、
「大切な人と観るべき映画です」というのがありました。
ホントにそうです。

寒暖差に悩まされる2017年3月12日

今の時期、花粉症と相俟って悩ましいのが気温の変化の大きさ。
寒いなら寒い、暑いなら暑いで着るものに悩まなくて済むのですが、
寒暖差が大きいとどちらにも合わせづらい。
もしかすると、花粉よりも、気温の変化に対応できなくてくしゃみが暴発するような気もします。

私は指揮者なので演奏中にハンカチで対処することもできますが、
プレイヤーの皆さんは大変です。
困ったものですな。

解釈2017年3月11日

3月10日(金)は、

フルート × 3
オーボエ × 1(エキストラ)
B♭クラリネット × 8(見学の方1名含む)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 5(見学の方2名含む)
トランペット × 5
ホルン × 5
ユーフォニアム × 3
パーカッション × 4(見学の方1名含む)

そして私の計38人で合奏を行いました。

私が練習に早く参加できる日は、なぜか奏者の皆さんの集まりが悪い。
嫌なジンクスに悩まされることが多々ありました。

この日は早く退社できたので、スタジオ到着は2番目。
(一番乗りはトロンボーンの I さん)
もしかすると集まりが悪いパターンかなと思っていると、
続々と集まって来てくれます。
打楽器メンバーの到着も早く、搬入がスムーズ。

最終的には、ここ最近なかった約40人という練習ができました。
有難い。

とは言え、諸々の都合で集まることができなかった方も大勢いらっしゃいます。
今後に期待しましょう。

※※※

いつものように基本練習、コラール練習、『 GR 』の数小節抜き出し練習のあと、
メインとして『ジャパニーズ・グラフィティⅩ「時代劇絵巻」』を採り上げました。

数曲のメドレーで構成されているので、それぞれに表情が違います。
各曲ごとにテンポの上げ下げ練習をして、
最後に通しました。

ちょいと時間をかけ過ぎたでしょうか、楽器片付けの時間を圧迫してしまいました。
どうも済みません。

※※※

『ジャパグラⅩ「時代劇絵巻」』に限らず、
どんな曲をやるときでも、
基本的なことに注意するよう呼びかけ続けています。

まず何よりも「音色」を大切にしてほしい。
「音程」と「リズム」に注意してほしい。
「アーティキュレーション」や「ダイナミクス」をしっかり表現してほしい、
などなど。

そんな中、
少しずつではありますが「解釈」を加えていっています。
譜読みしながら、「ここはこうしたい」という気持ちが固まりつつあるのです。
それを演奏に反映させようと。

昨日は〔 大岡越前のテーマ 〕で、
楽譜には書いていないダイナミクスの変化を要求しました。

かつて月曜8時に TBS で『大岡越前』をご覧になっていた方にはすんなり受け止めてもらえそうな「解釈」。
が、若い方々には「?」かと思われます。

ま、どんな曲をやるにしても、これから少しずつ監督としての要求が加わっていきます。
約40人参加してもらえたと言っても、全員集合は難しいので、
奏者間での連絡を取り合ってもらえたら有難いですな。

『愚行録』を観る2017年3月9日

ほぼ新人と言ってよい石川慶さんがメガホンを執りました。

直木賞候補となった貫井徳郎さんの小説が原作。
大元が素晴らしい。

主演は妻夫木聡さん。
うまいっすね。

それにも勝り、やはり監督の力量を感じさせてくれる映画でした。
初の長編でこの構成力。
唸りました。