あと一息だけど、まだまだ。2019年12月22日

長きに渡る『トリトン・デュアリティ』の読み込み。
全38頁中、現在、35頁の途中です。
終止線まであと少しのところまで来ました。

読み始めた当初は、
コンデンスド・スコア作りをしていました。
が、そんな悠長なことをやっていては毎週の合奏に追いつかないので、
合奏に即対応出来るよう、
仲間探し(同じ動きをするグループ分け)に切り替えました。

(コンデンスド・スコア作りは並行して少しずつ)

読み込み中に風邪をひいてしまい、
それが治りきらないうちにインフルエンザに罹患してしまい、
なかなかにしんどい日々でした。

そもそも、読み込み過ぎて体調を崩した可能性があります。
こんなにも集中しないと読むことが出来ないスコアは初めてです。
ぐったりしている自分と向き合いながらのリーディングは、
肉体的にもかなりの打撃だったと思います。

デスクワークや勉強の途中には休憩を挟まないといけない。
出来ればストレッチして血行を良くしないと。
そんな座り仕事の基本を思い出しました。
今はしんどくなり過ぎないように取り組むことが出来ていると思います。

さて、長生淳さんが凄いと思うのは、
これだけ複雑な造りの楽曲でありながら、
音の間違いが殆どないことです。

もしかすると、ホントは間違っているのかも知れないのを、
私が見つけることが出来ないのも事実です。
が、「ここは怪しいな」と思って要チェック・ポイントと思っていた箇所が、
スコアの後ろの方を読みながら同じ感じだったりするので、
きっと意図的なものだと思います。
長生さんの書いた音符を尊重しようと思って修正していません。

明らかな臨時記号の抜けとか、
明らかにアクセントが抜けているとかいう箇所だけリストアップしています。
うまくいけば年内には正誤表を出せると思うのですが、
年末で大忙しの仕事の合間を縫って出来るでしょうか?
あまり期待せずにお待ちください。

分析はあと数頁というところまで来ていますが、
真のアナリーゼはここからです。

分析にしても、
一回やったらそれで完了ではなく、
何度も何度も検証し直す必要があります。
どうグループ分けしたか、
毎回の合奏に備えて覚えないといけない。
(各回の合奏区間を少しずつに区切っているので、
 分量的には助かっていますが)

旅はまだまだ続きます。