テンポ・アップ2012年11月9日

演奏が荒れてしまわないように、
初めて取り組む曲は
できるだけゆっくりしたテンポから入るようにしています。
充分に慣らしてからテンポ・アップしていくのですが、
私の経験から、
このテンポ・アップで以下のどちらかの現象が発生することが多いです。

(1)想定したテンポ以上に速く、転がってしまう

(2)速くしたつもりなのに、ゆっくりしたテンポに戻ってゆく

まず(1)ですが、
充分慣らしたつもりでも、かなり難しい曲でよく起こります。
あるいは、
難易度はそれ程ではなくても、あまり慣れていない場合にも転がってしまいがち。

そして(2)ですが、
私の経験では(1)と同じ場合によく発生しているようです。

まあ結局は、
どちらもよくある話ですな。

要するに練習不足が原因なんだろうと思いますが、
私は(2)のケースはあまり追求しないようにしています。
緊張感のある本番では発生しないように思いますから。

心配なのは(1)のほうで、
余裕のなさに起因していると思うのです。
本番の緊張感が加われば、
もっともっと転がっていきそうで、
これは早めに手を打つ必要があります。

現在、
せせらぎの合奏は概ねスロー・テンポですが、
ぼちぼちテンポ・アップしてみようかと思うのです。
はてさて、
どんな感じになるでしょうか?