フォッサマグナ2015年11月15日
旅の続き。
霧に包まれた笹倉温泉から糸魚川駅に向かううちに、だんだん霧が晴れてきました。
というより、雲の中から下界へ降りていくような感じでした。
糸魚川から再び北陸新幹線に乗車。
糸魚川 ⇒ 上越妙高 ⇒ 飯山 ⇒ 長野 ⇒ 上田 ⇒ 佐久平 で下車。
ここで最新式の新幹線から一転、ローカル色の濃い小海線に乗り換えます。
もう何年くらい前になるでしょうか。
『高原へいらっしゃい』というテレビドラマがありました。
舞台は八ケ岳の麓で、小海線がしょっちゅう映っていました。
それ以来、憧れの路線だったのです。
線名となっている、ほぼ中間の小海駅までは割とよくある郊外型路線の雰囲気。
が、小海駅を越えると、一気に高原列車の風情が漂い始めます。
信濃川上駅(国際宇宙ステーションにいる油井さんの出身地)から先は勾配もきつくなり、白樺と牧場が繰り返される風景に。
そして日本の鉄道駅最高所である野辺山に着きます。
ここから一気に下っていく感じ。
小淵沢で下車し、富士見高原リゾートに宿泊。
しかし、名前とは裏腹に富士山を望むことはできず。
というか、ここでも霧に包まれました。
トホホ …
翌日は中央本線の特急「あずさ」で甲府へ。
甲府からは身延線の特急「ワイドビューふじかわ」で静岡に出ました。
結果、糸魚川と静岡を結ぶ旅は、思いがけずフォッサマグナを旅するルートとなりました。
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さて、京都を出発し京都に戻ってくるルート、これまた思いがけず、こんな乗車券での旅だったのです。