1002015年12月23日
先日観た『海難 1890 』で、2015年に劇場で観た映画が遂に100本に到達しました。
これまでの最高はちゃんと覚えていないのですが、確か90本台だった筈。
初の大台突破となりました(←だからどうした?)
ただし、『海街 diary 』はじめ、リピートした映画が3本あるので、純然たる100本とするには、あと3本観ないといけません(←何のこだわり?)
さて、記念すべき100本目の『海難 1890 』。
日本とトルコの合作映画で、両国民の友情を描いた作品です。
明治時代、親善のために訪日したトルコの軍艦・エルトゥールル号。
トルコへの帰途、和歌山沖で台風に遭遇、沈没します。
この事故で532人のトルコ海軍将兵が殉職しますが、和歌山の人たちの手で69人が救出されます。
この史実、日本では意外と知られていないようです。
『世界ふしぎ発見』のヘビー・ウォッチャーである私は、同番組で何回か観た気がするのですが …
新聞のコラムでも紹介されていたと思いますし …
が、トルコでは教科書に載っているそうで、誰もが知っているとのこと。
125年後の今でも、日本人というだけで、トルコでは大歓迎されるという話、よく耳にします。
映画の後半では、1890年のエルトゥールル号海難事故の95年後、イラン・イラク戦争に巻き込まれた在留邦人をトルコの皆さんが助けてくださる救出劇も描かれ、2時間ずっと泣きっぱなしでした。
争いのスパイラルではなく、助け合いのスパイラル。
純然と心揺さぶられます。
謙虚でありたいという思いを強くします。
※※※
ところでこの映画、トルコではどんなタイトルでかかっているのでしょう?
『テヘラン 1985 』とでも称するのでしょうか?
やっぱり『海難 1890 』でしょうか?
私としては、もっと両国民の友情をストレートに表現するようなタイトルでいいんじゃないかと思うんですけど。。。