フィルハーモニック・ウインズ大阪2015年12月28日

スコア製本作業をしながら、またもや吹奏楽の CD を聴きまくっておりました。
ヤン・ヴァンデルロースト作曲の『フラッシング・ウインズ』が耳に飛び込んできて、「うわっ!ええ音してるなぁ~」と聴き惚れたのです。
演奏はフィルハーモニック・ウインズ大阪(「大阪」と書いて「オオサカン」と読む)
指揮は作曲者自身で、2011年に行われたライヴ盤です。

ヴァンデルロースト作品だけが収められたこの CD には、演奏経験のある曲が3つ入っています。
前述の『フラッシング・ウインズ』と『プスタ』、そして『アルセナール』です。
おそらく、せせらぎコンサートで『プスタ』を採り上げた際、研究のために買ったのだと思います。
「 A の箇所、どんな響きを作ってるんやろ」
「 B の箇所のテンポ、どれくらいやろ」
というような観点で、しかも一つの演奏だけの影響を受けないよう、いろんな演奏を聴き、さらにどれも聴き過ぎないように気を付けるため、あまり楽しんでいなかったんですな。

今回は、手は製本作業しつつ、耳はしっかり楽しませてもらいました。
なんて素晴らしい演奏なのでしょう!

大阪府豊能町を本拠地としているらしい。
そこで演奏会が開かれるとなると、京都からはちょっと行きにくいかな。
直近の演奏予定を調べてみたら、せせらぎの練習日とバッティング。
が、なんとかスケジュールを合わせて、一度ナマで聴いてみたいものです。