解けるとき2016年2月24日
映画『俳優 亀岡拓次』を観ました。
名脇役・安田顕さんが主役を務める作品。
でも、安田顕さん演じる亀岡拓次は、この映画の中で「脇役俳優」を演じます。
ややこしや。
亀拓、引く手数多です。
映画、舞台、あらゆる現場から声がかかります。
愚直なまでに役になりきる姿に、現場からの信頼は厚い。
でも、あくまでも脇役。
主役の話は全く来ません。
そんな日常に嫌気がさしているのかというと、むしろ楽しんでいるように見えました。
俳優って仕事が、ホントに好きなんですね。
そして、仕事が終わった後の、お酒。
亀拓なのか安田顕さんの素なのか分からないくらい、おいしそうに呑んではりました。
ああ、この解(ほど)ける感じ、よく分かる。