マフラーとネックウォーマー2016年2月28日
ある夜、歩きながら、あまりの寒さに震え上がりました。
マフラーを巻いていても、冷えが肩口から体中にどんどん広がってゆく感じ。
この日は何年振りかで一滴もアルコールを口にしないと決めていました。
余計に寒さが堪えたのかも知れません。
(ホントに全く飲みませんでした)
あまりに寒い日は、マフラーではなく、ネックウォーマーを被ることにしています。
そのほうが暖かいから。
が、できるだけマフラーを選びます。
というのは、ショールに早変わりするから。
阪急電車が、主に京都線の特急として用いる9300系。
殆どが固定窓で、冷暖房ともよく効きます。
いや、効き過ぎるきらいがあります。
が、東日本大震災以来、節電のためでしょう、効きを弱くしはりました。
おかげで冷房で寒すぎたり、暖房で暑すぎるというのがなくなりました。
ただ、冬場に革ジャンを脱ぐとちょっと寒いな、と感じるようになったのです。
別に革ジャンを着たままでもいいのですが、着たままだとちょっとスコアが読みにくくて。
できれば車中では脱ぎたいのです。
それで重宝するのがマフラー。
革ジャンを脱いだら、そいつを畳んで、太腿の間に挟むように置く。
まるで簡易デスク。
スコアを置く見台となります。
背中はピッタリとシートに押し付けます。
背中が暖かいと、体全体も暖かく感じるものです。
それでもちょっと寒い肩口を守ってくれるのが、ショールのように広げたマフラーなのです。
という訳でマフラー装着率が高くなるのですが、朝晩の歩きではネックウォーマーのほうが暖かい。
どうしよう?と考えて、「そうや、両方したらええやん!」と思いつきました。
というか、今までこんな簡単なこと、何で思いつかなかったんやろ?
翌朝、マフラーをショールのように肩にかけ、ネックウォーマーを被り、革ジャンを着て歩きました。
実に快適!
途中、相国寺でお掃除してはる若いお坊さんの姿を見ました。
薄着で、足元は裸足に草履。
私にはとても真似できそうもありません。