クラシックか? ポップスか?2016年4月10日

演奏能力を鍛えるのは、果たして、クラシックか?ポップスか?
最近よく、そんなことを考えます。

あらゆる音楽の基本はクラシックだ、なんて言い方、よくされます。
そうかも、と思う心と、そうじゃないやろ、と思う心。
私にはどっちもあります。

例えば、アタック(音の立ち上がり)。
クラシック的に奏するならフワッとしたアタック、
ポップス的ならキツいアタック。
ザックリそんなイメージがあるかと思います。

が、
クラシックでもキツいアタックが必要な場面もあるし、
ポップスでもやわらかいアタックが必要なときもあります。

要するに、表現の幅が必要なんでしょうね。

クラシックとかポップスとかいうジャンルに捕らわれず、
いろんな表現ができるように練習しておくこと。
イメージを広げるために様々な音楽を聴くこと。
音楽にとどまらず、あらゆる表現媒体に接すること。

大切にしたものですな。