出会い2016年10月25日
『北海の大漁歌』を演奏したのは、1980年。
私が中学3年のときでした。
その翌年、高校に進学して、
最初で最後の吹奏楽コンクール全国大会を経験しました。
当時はもちろん、吹奏楽の甲子園・普門館での開催でした。
当時、5年連続で全国大会金賞を受賞した団体は、
その翌年にはコンクールを戦わず、
招待演奏するというルールでした。
1981年のいわゆる「5金」は秋田南高校。
「さすが5金、見事な演奏やなぁ~」と感嘆したのを覚えています。
そして、楽曲の編曲を手掛けていたのが、
秋田南高校の OB で、当時は音楽大学の学生だったと思われる、
天野正道さんなのです。
中学3年生の文化祭で、
フルートとピアノのためのたった1分20秒の曲を書いて以来、
作曲や編曲に強い関心がありました。
高校2年生になって、
マーチングや定期演奏会用の編曲をさせてもらうようになりますが、
高校1年生のこの時はまだ大きなスコアを扱ったことがありません。
編曲者として紹介された天野正道さん、
もしかすると登壇しておられたかも知れません。
そうじゃないと、さすがに記憶に残っていないように思います。
憧れました。
これまでに演奏したことのある天野正道さんの編曲作品では、
サクソフォン四重奏と吹奏楽との合奏協奏曲的な『アニトラの踊り』が印象に残っています。
が、作曲作品では、現在練習中の『 GR 』が初めて。
これからどんな仕上がりになっていくでしょうか。