遂に2021年12月11日

私が勝手に「第二の故郷」と呼んでいる鳥取。
そのくせ、いつも温泉宿直行直帰してしまっている鳥取。
そんではいかん、ということで、
いつも目の前を素通りしてしまっている鳥取城跡に行ってみました。

濠に架かる橋を渡ったところにある大手門は、
数年前に再建されたそうです。

左奥の洋館は「仁風閣」という明治建築。
私が行った日は休館日で、
外観のみ見学しました。

石垣に近づいていきますと、
球状の石積みが。

「巻石垣」といって、
石垣の崩落を防ぐためのものだそうです。

石垣の上からの写真はこちら。

私は物理にも建築にも土木にも暗いですが、
球体が強そうだというのは感覚的に分かります。
トンネルが丸いのは、
いろんな方向からの力を受け止めるためだと聞いたこともありますし。

この「巻石垣」ですが、
古舘伊知郎さんが司会をする NHK の「日本の城」に関する番組で採り上げていて、
一度この眼で見てみたいと思っていたのです。

さて、最初の写真のバックは山です。
「久松山」といって、
標高250mくらいの山上に天守台の跡があります。
トレッキング・シューズを履いていましたので装備は問題ないのですが、
気になるのは「クマ目撃情報多数」の貼紙。
ビビッてしまい、
登山は諦めました。