2014年04月
レシピ2014年4月15日
大阪の、職場の近所の馴染みの居酒屋での出来事。
そこは、カウンター数席と小上がりがちょこっとあるだけの、
個人経営の小さな居酒屋。
ここでしか飲むことのできない壱岐焼酎もそうなのですが、
大将の料理そのものが売りなのです。
最近、新しいアルバイトの女性が入りました。
お料理の勉強をしているということで、
ちょっと暇ができたら大将の料理法を盗もうと頑張っています。
二人のやり取りが面白いのです。
女性のほうは、例えば、
「ここで塩を何匙入れるのですか?」
と質問するんですが、
大将の答えは「このくらい」
女性のほうはちんぷんかんぷんで、
手帳にどうメモしたらいいか悩んでいるようです。
そう、大将の料理には最初からレシピがないのです。
「レシピなんかに頼って料理してて、レシピがなくなったらどうすんねん?」
っていうのが大将の師匠の教えだったそうで、
あらゆる料理の作り方が大将の頭と体にしみ込んでいるのです。
レシピがないのが不思議なくらいですが、
ホントにいつも同じ美味しさです。
※※※
こうしたらうまくいくというマニュアルに頼りたくなることが多いです。
が、本当に役立つのは自分で考えてやってみたことなんですな。
もちろん失敗も多いですが、
その中で覚えたことが後で役立つことが多いです。
大将の料理をいただきながら、
ふとそんなことを考えました。
久々にやってしまいました。
3~4回目のぎっくり腰です。
もはや癖になってしまっているのでしょうか…
数日前から、何となく腰に違和感があったのです。
「もしかすると、ボチボチ来るかな…」
と思っていたら、本当に来てしまいました。
今回の原因は自分で大体分かっています。
・残業が続いた。
・でも、呑まずにはいられなかった。
・帰りが遅くなり、就寝前のストレッチをサボっていた。
・朝寝坊し、朝の体操をサボっていた。
そして出勤したら、また残業、という悪循環に嵌っていたのです。
疲れが腰と背中に殺到した感じでした。
自然と見についた対処法により、
今回は二日ほどで痛みがひきました。
しかし、会社を二日休む羽目となり、
勤務デスクはじめ職場の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。
済みませんでした。
(幸い、楽団の練習日とは重なりませんでした)
無理が利きづらい年齢になっていることを自覚しないといけません。。。
テンポ(楽曲の速さ)を表現する方法として、
“ Allegro ” とか “ Moderato ” といった速度標語が楽譜に書いてあることが多いです。
パート譜はこれで終わりというケースも多いですが、
指揮者が見るスコアには、さらに細かく、
基準となる音符を1分間に?個演奏するように指示してあることが殆どです。
例えば、3/4拍子ならば、
基準となる音符は分母に書いてある「4」、すなわち4分音符。
4分音符を1拍とし、それが1小節の中に3個あるのが「3/4」拍子です。
で、4分音符=60と指示されていれば、
1分間で60カウントするテンポが要求されているのです。
1秒間に1拍とは分かりやすい。
ということで、私たちが合奏スタイルでの基本練習を行う際も、
4分音符=60を採用することが殆ど。
(私は勝手に「60のテンポで練習始めますよ」などと言っています。
「?のテンポ」という言い方が世にあるのかどうか知りませんが…)
教則本なんかでも、
4分音符=60~120で稽古せよと指示されているのをよく見ます。
ゆっくりから稽古していって、倍のスピードでできるまできっちりやれ、
という意味なのでしょう。
「60のテンポ」というのは割とゆっくりのテンポなので、
基礎をさらうにはもってこいのテンポだと思います。
とはいえ、これが最も遅いテンポではないのです。
以前、『吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」』を演奏した時のこと。
第2楽章 “ 唄 ” は、
3/4拍子、4分音符=30という超スロー・テンポで始まります。
2秒でやっと1拍なのです。
最初の15小節間、「30のテンポ」が続くのですが、
ここは龍笛のみのソロ(せせらぎではピッコロで代用)。
M井さんには大変なご苦労をおかけしましたが、
ソリストに任せ、私はタクトを振りませんでした…
続く16小節目から34小節目までは「48のテンポ」。
いよいよ合奏区間に入るのでタクトを振るのですが、
とてもゆっくりで凄く苦労しました。
指揮は、速く振るほうが楽なのです、私にとっては。
自宅で行う指揮の基本練習。
それまでは「60のテンポ」で行っていましたが、
『ぐるりよざ』を機に「48のテンポ」に変更しました。
今回、アルフレッド・リード作曲『第5組曲』を演奏しますが、
第2楽章 “ サラバンド ” は、
これまた3/4拍子ですが、
テンポはさらに落ちて「44のテンポ」なのです。
指揮の個人練習のテンポを「44」に落としたのは言うまでもありません。
さらに、4月11日(金)の合奏では、
基本練習のテンポを「44」にさせていただきました。
私自身がこの超スロー・テンポに慣れていきたいのは当然なのですが、
プレイヤーの皆さんにも「44のテンポ」を体感していただきたいのです。
おそらく、ここまでの遅さを普段の練習に組み入れることはないでしょうから。
遅いテンポの維持はとても難しいのです。
最初、メトロノームで「44」を確かめて、
そのあとメトロノームを止めてタクトを振ってみます。
しばらく経ってからテンポを確かめるためにメトロノームを動かすと、
私のテンポは上がってしまっていることがしょっちゅうです。
プレイヤーの皆さんも、試しに『第5組曲』第2楽章を歌うなり演奏するなりしてみてもらえば、
いかにテンポ・キープが難しいかわかると思います。
演奏会まで、「44のテンポ」による基本練習を何度か組み込んでみたいと思っています。
4月11日(金)。
前回の日曜練習で感じたこと、
「弾き続ける力をつけないことにはどうにもならない」問題に取り組むべく、
この日は合奏スタイルを一変させました。
とにかく演奏する時間を多くとるべく、
私からの注文を最小限に抑え、
1曲あたり2回さらうようにしました。
音楽造りの上からは、
もっと微に入り細に入りな練習を積むべきだと思います。
が、そもそも楽器に触る時間の確保が難しい私たちにとっては、
まずは「弾く」ことが大切なんです。
本日取り組んだ3曲は、
ポップスだったし、
それなりに習熟していた曲だったので、
いい合奏になったと思います。
問題は習熟度の低い楽曲で、
このスタイルが通用するかどうか、なのです。。。
楽しみにしていたにもかかわらず、
なんだかんだでなかなか観に行くことができなかった映画『LIFE!』。
ようやく時間ができたので行ってきました。
平日の昼間とはいえ、
私を含め観客はたったの5人!
前後左右、見事に誰もいないので、
暗くなったらスクリーンを独占しているかのように思えました。
おそらく、たまたま人の集まりが悪い回に当たったのだと思います。
なぜそう思うのかというと、
痛快でとても面白かったからです。
冴えない中年サラリーマンのウォルター・ミティー。
浮かばれない日々を過ごす彼は、
ヒーローとして活躍する妄想の世界に逃避しています。
が、ある出来事をきっかけに現実の世界での大冒険が始まります。
冴えない中年男が、
「ロック歌手に転身したインディー・ジョーンズ(劇中のセリフより)」みたいに変貌していく様は、
観ていて気持ちよかった!
「字幕版」と、
ナイナイの岡村さんが主人公の声をアテている「吹替版」とがかかっています。
私が観たのは「字幕版」なんですが、
岡村さんが英語でしゃべっているんじゃないかと思うくらい声がそっくりの箇所がありました。
きっと、ベストマッチな人選だったんでしょうな。
「吹替版」のほうもちょいと観てみたくなりました。
4月6日(日)。
夜勤明けの私は辛い中にも旨味の凝縮されたカレーライスでバッチリ目を覚まし、
地下鉄東西線・太秦天神川駅から右京ふれあい文化会館へ向かいました。
にしても、寒い!
そんでもって、風が強い!
危うく帽子が飛ばされそうな勢いです。
プロムナードの桜並木も、
強風のため桜吹雪を舞わせています。
かなりの花びらが散ってしまうのでしょうけれども、
私には素敵なプレゼントとなりました。

この日は、
ドラムセットが編成されない楽曲を集めて稽古してみました。
そして、それぞれの曲を通してみました。
各プレイヤーがどれくらい持ち堪えることができるかのテストでもあります。
予想していた通りで、
やはり金管それぞれの高音部を担当する人が苦しそうでした。
木管でも途中で楽器から口を離す人が散見されました。
次回からは、
長い時間でも楽器を吹き続けることができるように、
トレーニング面を重視して取り組んだほうが良さそうだなと感じました。
オーバーブローには要注意ですが。
※※※
休憩時間に窓の外を見たら、ヒョウが降っていました!
春の嵐ですな。
が、片付けの時には青空が広がっていました。
(寒いけれども…)
月曜日はまた暖かく(暑く?)なるらしいです。
体調管理に気を付けましょう。
4/4(金)、勤め先の大阪・梅田から阪急電車で京都に戻ってきて、大宮駅で下車。
スタジオに近い場所にある新しい改札口が開いているのを発見!
ちょっとラッキーな気分。
が、地上に上がると、寒くて寒くて。
アルト・サックスのI村くんとばったり出会い、
「寒いねぇ~寒いねぇ~」
をお互い繰り返しながらスタジオに向かいました。
4/5(土)、やっぱり寒い!
そして臨時練習のある4/6(日)は、より一層寒くなるという予報が!
せっかく体が春に馴染みかけてきたところだというのに…
プレイヤーの皆さんは適応するのがもっと大変だと思います。
あまり無理のないように。
と言いつつ、
4/6(日)は通し稽古が多くなる予定です。。。
いや、もう、本当に困るんです。
私にとってはブラックボックスです。
ウィンドウズXPのサポートが終了するんですって?
それって何なん?って感じです。
数年前、光回線に変更するにあたり、
うるさく電話してくる仲介業者の一つの口車に乗っかり、
お任せしてしまったら…
パソコンをプレゼントしてくれるということで、
有難く頂戴したのが、何ともかんとも!
見事なまでの中古PCでした。
タダほど高いものはないとはよく言ったものです。
見事なまでに処理速度の遅い代物でありやした…
しかし、おかげでいい勉強にもなりました。
あっちゃこっちゃに電話しながら対処法を習うことができました。
いろいろと私を指導してくれたPCでしたが、
こいつがXPということで、
買い換えないとまずいのかなということになりました。
自分でも驚いているのですが、
買い換えたのはウィンドウズ8でやんす。
処理速度も速くて快適です。
私は物持ちがかなりイイのだと思います。
数年前まで「mova」の携帯電話を使っていましたが、
機種変更したのが今のスマホでごぜ~ます。
周りの人たちにビックリされまくりです。。。

3月25日の甲子園球場。
春のセンバツの1回戦、
龍谷大平安 (京都) vs 大島 (鹿児島) の試合が終了し、
勝った龍谷大平安ナインが校歌を歌っているところです。
※※※
平安のベンチが三塁側なので、
私も三塁側の内野席(アルプス席ではなくて)で観戦。
(ホンマ、好きですな)
一塁側は21世紀枠で出場の大島。
鹿児島県で大島と言えば、やっぱり奄美大島なんでしょうな。
そういえば、いつも「ブラック奄美」という、
40度のきつい焼酎にお世話になってるわな。
(もうほとんどブランデー)
ただし、「ブラック奄美」を作っている「奄美酒造」は、
確か徳之島やったな。
そういえば、『男はつらいよ』第48作は、
奄美大島で完結するんやったな。
などと野球と全く関係ないことを考えつつ。。。
三塁側の平安応援団は、
慣れているからか素早いセッティング。
対する大島応援団は、
平安に比べるとゆるゆると席についているようです。
なので、最初は人数が少ないのかと思っていましたが、
これが大きな勘違い!
ふと気が付くと、物凄い人数の大応援団に変貌していました!
指笛やら鳴り物やらで凄い迫力です。
さしもの平安ナインも最初は少し押されているような感がありました。
が、徐々に底力を発揮。
最終的には 16 - 2 で勝利します。
※※※
平安の攻撃で、
ランナーが得点圏(二塁や三塁)まで進むと、
必ず応援の吹奏楽団が弾く曲があるのです。
おどろおどろしいと申しましょうか、
さあさあ攻めるぞという感じと申しましょうか。
守る側からすると、嫌な感じでしょうな。
数日後のNHKのテレビ中継で知ったのですが、
そのものズバリといった感じ、
『あやしい曲』というんだそうです。
伝統校である平安の応援曲は、
すべてオリジナルなんですって。
この『あやしい曲』を弾くときは、
応援団のテンションもグッと上がるそうです。
16点も取ったこの試合、
『あやしい曲』を何回聴いたことでしょう。
テレビで聴くのと違い、
甲子園で生で聴くと、
低音が凄く腹に響きます。
※※※
春のセンバツ38回目の出場で、
初優勝だそうですね。
龍谷大平安、おめでとうございます!
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