2016年12月

よいお年を。2016年12月31日

「常連」について、ちょっと前に書いたと思います。

呑み助だった父の影響からか、
私自身も子供の頃からいろんなお店の「常連」になりたいと思い続けてきました。
その願望は充分達成できていると思います。

今年ビックリしたのは、
スターバックスの新京極店で寄せ書きをいただいたこと。
14周年だったそうで、
タンブラーに巻き付ける紙の形のお洒落な寄せ書きで、
「常連」にしか渡していないそうです。

「いつもスターバックスラテのアイスのショートサイズの氷少な目を頼んでいただき、ありがとうございます」
殆どのスタッフさんがこんな書き出し。
名乗ってないにもかかわらず、
こうやって覚えていただけているのは嬉しい限り。

「常連」と認知していただき、
本当にありがとうございます。

※※※

大晦日。
年越しそばをいただいた後、
今年最後の「アイスラテのショートサイズの氷少な目」を飲みに行きました。

いつもは朝イチ。
今日は昼前。
いつも会うノッポの「かーりー」くんもいてはりましたが、
やっぱり時間帯によってスタッフの顔ぶれは違うんですかな。

スタバのスタッフさんは微妙なオーダーの違いに慣れてはるんやと思いますが、
なぜか氷「多め」で出てきました。
「かーりー」くんからそのスタッフさんに注意がありましたが、
いやいや、構いませんがな、そのままいただきます。

やっぱり美味しいですね。

そして飲み終わったら、
「よいお年を」
で今年の締めです。

※※※

せせらぎのホームページに訪れてくださる「常連」の皆さま、
よいお年を。

せせらぎの楽員の皆さま、
よいお年を。

当たり年2016年12月28日

『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』というドキュメンタリー映画を観ました。

私が観る映画を決めるのは、大概、予告篇によってです。
何か映画を観て、その前にかかる予告篇を観て、それで決める。
その映画を観て、また予告篇を観て、決める。
その繰り返しです。

が、『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』は予告篇で観た記憶がありません。
紹介記事もフライヤーも読んでいません。
ただ何となく京都シネマのホームページを見ていて、
第二次世界大戦でのユダヤ人救出を扱った映画だということが分かり、
上映時間と自分自身のスケジュールが合っているので、
さっと出掛けた次第です。

1938年、友人の誘いでチェコスロバキアのユダヤ人難民キャンプを訪れたニコラス・ウィントン。
後に「イギリスのシンドラー」と称されるようになる彼は、
ユダヤ人の子供たちをナチの脅威から救い出す活動に邁進していきます。
日本では全くと言っていいほど知られていないのではないでしょうか。
もちろん私も知りませんでした。

今ではおじいちゃんおばあちゃんとなっている救われた子供たちへのインタビュー、
当時の再現ドラマなどで構成されていくのですが、
実に見応えのあるドキュメンタリーでした。
涙なくして観ることはできませんでした。

ウィントンの活動が、今では多くの人々の善意の活動を促すなど、
未来への希望を感じさせてくれます。
と同時に、子供たちの親の殆どは殺されてしまったのです。
未だに実の親がどうなったのか分からず、行方を調べ続ける子供の様子も描かれ、
「良かった良かった」で終わらせないのも見事。

それにしても今年はドキュメンタリー映画の当たり年だったと思います。

『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』
『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』
『 FAKE 』
『 TSUKIJI WONDERLAND 』
そして
『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』

一つ一つが大切な思い出です。

もちろん、世間でよく言われているように、アニメーション映画も名作揃いでした。

『君の名は。』
『聲の形』
『この世界の片隅に』
ハズレなしでしたな。

洋画では
『ズートピア』
『ファインディング・ドリー』
もやっぱり良かったな。

そして忘れてはいけないのが
『レッドタートル』

また、アニメではないのですが、似たジャンルとさせていただいて
『シン・ゴジラ』
考えさせられることの多い映画でした。

『 GR 』正誤表完成2016年12月25日

悪戦苦闘した『 GR 』の楽譜修正ポイントの洗い出し。
何とか年内に終えることができました。

おそらく、スコアとパート譜とのズレはないと思われます。
これまでに楽員の皆さんからのアピールを受けた箇所、
つまりパート譜の間違いを教えてもらった箇所は、
スコアも同じように間違っていたからです。

現代の作曲作業というのは、
コンピュータ上でまずスコアを作成し、
そこからパート譜にばらしていく筈。
なので、間違いがあればスコアもパート譜も同じように間違っている筈。

が、一旦パート譜にばらすと、
スコアとパート譜のリンクは切れてしまうと思われます。

パート譜ばらしの後、
スコアのみ修正したとか、
パート譜のみ修正したということがあれば問題。
リンクが切れてしまうとすると、
スコア・パート譜の両方を修正しないといけないのに。

そんな訳で、スコアとパート譜とのズレはない、とは言い切れないのです。

それに、まだまだ私の見落としがあるかも知れません。
老眼鏡を駆使して、蟻んこみたいな音符を読み尽したつもりですが、
人間のすることですから。

今後は他の曲を読んでいく予定ですが、
一回読んだからといって、
もう『 GR 』を読まない訳ではありません。
楽曲構成の理解のためにも、
自分なりの解釈を加えるためにも、
これから何回も目を通します。

これ以上の修正ポイントが見つからないことを祈るばかりですが、
譜読みの過程で修正ポイントの追加があるかも知れません。
その場合は何卒ご容赦ください。

より良き演奏を実現するため、
楽員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

年内最終2016年12月24日

12月23日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 2
B♭クラリネット × 8
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3
パーカッション × 2

そして私の計29人で合奏を行いました。

例年、年内最終の集合日は仕事に追われ、
参加できないことの方が圧倒的に多いです。
が、今年はありがたいことに祝日と重なり、
仕事に行かなくてよかったので助かりました。

未だ採り上げていない4曲、
『ジャパニーズ・グラフィティーⅩ「時代劇絵巻」』
『糸』
『セプテンバー』
『まつり』
を一気に合わせました。

『ジャパグラ「時代劇絵巻」』は私にとっては馴染みのある曲のメドレー。
音源もあるので、まあなんとかなるかな。
しかし、残りの3曲は不安だらけ。
仕事も忙しいし、譜読みだけでは追いつきそうもない。
という訳で、梅田と三ノ宮のタワレコで珍しく CD を買い漁りました。

『糸』
⇒中島みゆきさんのベストアルバム
⇒新山詩織さんの CD

『セプテンバー』
⇒アース・ウインド・アンド・ファイヤーのベストアルバム
⇒吹奏楽編曲版のシエナ・ウインドオーケストラの CD

『まつり』
⇒北島三郎さんのベストアルバム

でもやっぱり、基本は譜読みですな。
特に『ジャパグラ「時代劇絵巻」』内の『大江戸捜査網』は変拍子が難しい。
耳からの勉強だけじゃ追いつきません。
反省しきりです。

フラッシュモブ2016年12月23日

大阪の中崎町の行きつけ、
元テューバ奏者の大将がやっている居酒屋で、
「愛知県警 フラッシュモブ シング・シング・シング」
で検索したら面白いよ、
と聞いていました。

そういうのって、アナログでアナクロな私はなかなかやらないんですが、
ある日、酔った勢いで検索してみました。

街の広場みたいなところにドラム・セットが置いてあって、
警察官が調べるような感じで近づいていく、
かと思ったら叩き出す。
そしたら制服姿のトロンボーン奏者が吹きながら寄って来て、
他の楽器も曲の進行に従って寄って来て、
『シング・シング・シング』になっていくのです。

大将の言う通り、かなりおもろかったですな。

『キャリオカ2』正誤表2016年12月19日

『 GR 』の正誤表を何とか仕上げないと、
と思っていたのですが、
予想に反して『キャリオカ2』の正誤表が先に出来上がりました。

明らかにリズムを書き間違っている箇所。
スコアを見たらやっぱり間違っていましたし、
合奏中にもリズムのズレに気付いていました。

音程の間違いに関しては、
合奏中には殆ど気付きませんでした。
ということは、
パート譜は大丈夫で、
スコアのみが間違っているのかも知れません。

とにもかくにも、
スコアをベースとした楽譜の間違いをピックアップしました。
楽団ホームページにアップしてくれるよう、
広報担当にお願いしました。
近々、公開されると思います。

楽団原譜、パート原譜、個人譜等、
修正すべき楽譜は多岐にわたると思いますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。

2016年12月18日

私はどうも傘との縁が薄い。
電車に置き忘れるし、
銭湯や蕎麦屋の傘立てに置いておいたら盗られるし …

金曜日の朝は雨でした。
と言っても、パラついている程度。
傘を持って行くべきかどうか悩みましたが、
結局持って行きました。

地下鉄の駅までの10分、
傘がなかったら相当濡れてしまっただろうと思います。
が、その後は全く不要となりました。

そしてやっぱり置き忘れてしまいました、
スタジオの傘立てに。

土曜日の夕方、珍しく車を運転して、
スタジオに傘を取りに出掛けました。

すると、かなりの交通量。
にもかかわらず、
ちょっと空いたとなると飛ばす車が多いし、
車線変更しまくる車だらけ。
怖かったな …

何とかスタジオに着いたものの、
鍵がかかっていました。
土曜の夜はハイブリッドの練習日だと思っていたんですが …
忘年会でもやってはったんでしょうか?

とにかく、傘のピックアップは後日となりました。

やっぱり、ゆっくり稽古するのが王道か?2016年12月17日

12月16日(金)。
2016年の合奏も、残すところ2回となりました。

ピッコロ × 1
フルート × 3
B♭クラリネット × 7
アルト・サックス × 4
テナー・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 2
トロンボーン × 2
テューバ × 1
パーカッション × 2

そして私の計27人で合わせました。

このところ苦労しながら取り組んでいる『キャリオカ2』。
ソロ・テューバとウインドオーケストラの協奏曲。
苦労しているのはバックのウインドオーケストラのほうです。

基本的なリズム、音程にミス多発。
が、この日の合奏で、ようやく光が差してきたように思います。
やっぱり、テンポを落っことして、腰を据えた取り組みが大切なんですな。

そんなこんなで一旦『キャリオカ2』を締めくくり、
祝日であり、2016年最終となる23日は、
未だ取り組んでいない4曲を採り上げてみたいと思います。
どこまでできるでしょうか?

そして1月からはいよいよ日曜合奏が月イチくらいのペースでスタート。
日曜日には毎回、全曲やってみようという計画ですので、
真冬から汗びっしょりになりそうです!

京都の底冷えはそんなに酷いのか?2016年12月15日

今朝は寒かったですな!

ところで、寒いのは寒いけど、
よく言われる「底冷え」って、
そんなに酷いでしょうか?

私は、大阪の方が寒いと思うのです。
特にビル風が吹き付けたら、
寒いのなんのって。。。

映画『聖の青春』を観る2016年12月13日

松山ケンイチさんの佇まい。
東出昌大さんの眼力。

将棋という、「知の格闘技」に命を賭ける男の物語。

凄かった。

私にとって印象深かったのは、
二人の対局シーンで、
会津若松・東山温泉の「向瀧」が撮影で使われていたこと。

「本物」にこだわった映画だと聞いていますから、
きっと実際の対局もここで行われていたのでしょう。

東日本大震災の数年前、
私も「全舷」で訪れたことがあります。
山の斜面に這うように建てられた旅館。
なぜか私たちの部屋は最上階。
木の階段を何度も行ったり来たりし、
1階の浴室に足を運んだことが思い出されました。

陽のあるうちに始まった対局が夕方に及び、
雪の積もった庭園の灯篭が灯されるシーンがあります。
私が行ったのも冬で、実際にこの目で見たことがありますが、
幻想的でとても美しかったのを覚えています。

村山聖さんの命の火が燃える様を表現したのでしょうか。