2021年11月

続・定点観測2021年11月28日

昨日の時雨で濡れた葉が朝日に映えるのでは、と思い、
いつものように相国寺に行ってきました。

フォーカス2021年11月27日

11月26日(金)は、

E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 2
ユーフォニアム × 1
テューバ × 2

そして私の計17人で合奏しました。

※※※

朝イチで『リスペクト』を観に行きました。
アレサ・フランクリンの伝記映画です。

ミュージシャンにまつわる映画ですぐに思い付くのといえば、
何と言っても『ボヘミアン・ラプソディ』でしょうか。
圧巻でしたな。

私としては、
クリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』が大好きです。

ほかにも、
エルトン・ジョンを描いた『ロケットマン』など、
実在のミュージシャンを扱った映画は枚挙に暇がないのですが、
共通しているなぁと思うのは、
成功までの雌伏のとき、
成功後の絶頂期、
その後の転落、
そして復活という流れです。

という視点から語ると、
ジュディ・ガーランドの晩年に絞り込んだ『ジュディ 虹の彼方に』は異色作かも知れません。
「転落」に絞り込んでいると言っていいかと思うのです。
映画作りに潔さを感じた作品です。

こういう姿勢は大いに学ばなければなりません。

今日の合奏で採り上げたのは、
新譜の『ロメオとジュリエット』。
プロコフィエフ作曲の大変難しい楽譜です。

初回ということもあり、
とにかく多くの小節を経験してみようとしたのですが、
やはり漫然としてしまいました。
何を練習しようとしているのか、
私からのメッセージは伝わらなかったのではないかと思います。

どこにフォーカスするかというのは、
とても難しいです。

定点観測2021年11月26日

ほぼ毎日観察し続けている相国寺の紅葉。
11月25日の朝です。
かなり朱色寄りのグラデーションになってきました。

スピード感と拙速2021年11月21日

最近やたらと「スピード感」という言葉を耳にします。
「スピード感をもって政策を実行」だとか、
「社の方針をスピード感をもって決定」だとか、
何だか聞こえはいいですな。

私自身どうかというと、
日課に関しては「スピード感をもって実行」するのを旨としています。

指揮の基本練習にしても、
ピアノの音階練習にしても、
忙しくて今日は出来なかったという言い訳を自分に対してしたくないので。

お手洗いに行ったり、
着替えたりという、
朝起きてすぐのルーティーンを済ませた上での日課ではありますが、
寝坊してしまって家を出るまでの時間が足りないというときは、
服を着ていようがいまいが、
お腹が痛かろうがどうしようが、
とにかくタクトを握ることにしています。
腕・肩のストレッチをプラスしても15分もかからないので、
とにかく振り始めます。

という感じの「スピード感」は心掛けるのですが、
政治や企業の方針決定に「スピード感」と聞くと、
耳に心地よいものの、
本当に大丈夫か?
「拙速」に陥ってないか?
と心配になります。

これまた私自身、
仕事に関してですが、
その日一日で終わる仕事の場合、
物凄い集中力で早く終わらせようとすることが多いです。

一刻も早く仕事を終わらせ呑みに行くぞ、
という体内時計が未だに動いているからです。
(呑みに行く店もない状態なのですが。。。)

が、長いスパンで取り組まなければならない仕事の場合、
「スピード感」をもって取り組むと、
独りよがりに陥ったり、
何度も何度もやり直しが発生したりと、
何かとうまくいかないことが多いんですな。

こういうときは「拙速にならないよう」心掛けます。

今の世の中、
何でもかんでも「スピード感」優先になっていないか、
心配です。

紅葉2021年11月20日

近所の相国寺の紅葉を毎年撮っているので、
今年もアップします。

連日10度以上の寒暖差があるので、
今年の紅葉は割と早いのかなと思ったのですが、
1年前の写真と見比べると、
今年の方がほんの少し遅めかもしれません。

朱の入り具合はというと、
これまた微妙。

葉によっては茶枯れしてしまっているようなのもあるし、
あるいは先端部が灰色になってしまっていたり。
はたまた歯の隅々まで綺麗に朱が入っているのもあります。

今年の紅葉の出来映えはどうなんでしょうか。

空を見上げる2021年11月19日

このところ、金曜日はテレワークというのが殆どでした。
が、11月19日(金)は久々の出社日でした。
もしかすると練習に遅れるか、
欠席せざるを得ないかと思っていました。
有難いことに割と早めに退勤できて、
京都に戻ってきたのが18時頃。

ふと空を見上げると、
なにやら月が変なのです。
「あっ、そうか、月食は今日やったか」と気付きました。
空を見上げているのは私だけではありませんでした。

部分月食らしいのですが、
殆ど皆既月食といっていいくらい欠けていました。

※※※

空を見上げて思い出したことがあります。

指揮棒を振る基本練習をする際、
高さを変えることを自らに課しています。

具体的に言うと、
目の前のオーケストラを指揮するイメージで振るときはノーマルの高さ、
客席奥のバンダ部隊を指揮するイメージの際は中空の高さ、
三階席のソリストを指揮するイメージでは高空、
というように振る位置を変えます。

このイメージでも充分練習になるのですが、
最近、ちょっとマンネリ化してきていて、
腕の動きが小さくなっているように思えます。

それで、もっとデカいイメージに変えることにしました。

ノーマルの高さの時は、
クイーンが10万人の観衆の前で演奏しているイメージ。
高空は、
渡り鳥を指揮しているイメージ。
中空の時は何をイメージしてたかな?
ちょいと忘れました。

いずれも、こじんまりしてたら気持ちが伝わらないだろうから、
自然と腕の振りが大きくなります。
きっと実際の指揮に役立つことと思います。

11月19日(金)は、
そんなこんなで、

フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2

そして私の計21人で合奏しました。

2週間ぶりに20人突破です。

『ミュジコフィリア』を観る(聴く)2021年11月15日

以前から気になっていた『ミュジコフィリア』という映画を観ました。

TOHOシネマズ二条にでかでかとポスターが貼り出されていたのをきっかけに、
ネットで調べたところ、
京都を舞台にした音楽にまつわる作品とのこと。

そんなこんなで京都先行上映となったようです。

山崎育三郎さんがピアノを弾くのは当然かと思いますが、
主演の井之脇海さんもピアノを弾きこなすのには驚きました。
きっと私が知らなかっただけなんですが。

そして何より度肝を抜かれたのが、
松本穂香さんのパンチ力のある歌声でした。
お腹に響きましたな。

劇中で『小石のうた』という楽曲を歌われるのですが、
「小石」という歌詞が、
「恋し」とも受け取られて、
作品の世界観をさらに広げているように感じられました。

薄暮2021年11月14日

グレタ・トゥーンベリさんのドキュメンタリー映画を観て、
私にも出来る環境保護活動、
何かせんといかんなと思いました。

まずは暖房を極力使わないように心掛けることにしました。

私は寒がりなので、
ちょっと寒いと思っただけですぐ暖房してしまいます。

例えば梅雨の時期。
普通は蒸し暑い季節です。
私もそう思います。
が、たまに「梅雨寒」って奴があります。
すると簡単に暖房しちゃうのです。

今頃の季節も、
ちょっと頑張れば暖房なしでいける筈なのに、
すぐ暖房に頼りがち。

そんなへたれな自分と戦ってみようとしています。

とはいえ、無理をし過ぎないようにしたいとも思います。
このご時世ですから、
ちょいと風邪気味ってだけでPCR検査受けてこいと社命が下ります。
そんなアホなことにはならないようにしたいものです。

次に取り組んでいるのは、
部屋の明かりの抑制です。

老眼なものですから、
楽譜や文字を読む際に、
老眼鏡だけでなく光量が必要なんです。

けれども、筋トレする際、
部屋の中がバッチリ見える必要はありません。
視線を頼りに片足立ちする際にも、
おぼろげに見えていればいいので、
そんなに光量は必要ありません。

でな訳で、黄昏どきの筋トレでは室内灯を点けないことにしました。

するとどうでしょう、
今まで気づかなかった薄暮の美しさを知ることになったのです。

部屋の中に少しずつ闇が染みていく様は、
ある種荘厳な響きがあります。

仰木マジック2021年11月13日

11月12日(金)は、

E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 1
ユーフォニアム × 1

そして私の計14人で合奏しました。

先週の20人突破から一転、
やや少なめの集合となりました。
が、ひところの激減状態から比べたら、
合奏すること自体は何とかなりますので問題ありません。
また、トランペットは、
現状来ることが出来る方々は先週に引き続き全員参加でした。

さて、今回は合奏のお話はこれくらいにして、
合奏後のことを書きます。

家に帰って夕飯を食べながらクライマックスシリーズを観ようとテレビを点けたら、
セ・リーグの方は既に試合が終わっていました。
2対2の引き分けで、
ヤクルトの日本シリーズ進出が決まっていました。

9回表、巨人は得点することが出来ず、
その時点でコールドゲームが宣告されたようです。
9回裏のヤクルトの攻撃をしてもしなくてもヤクルトの勝ち上がりは決まっているから。
なかなか見ない展開です。

チャンネルを変えてパ・リーグ観戦。
こちらは3対2でロッテがオリックスをリードしての9回。
9回表、ロッテは得点なし。
9回裏、オリックスが1点入れて引き分けに持ち込めば、
やはりオリックスの日本シリーズ進出が決まるという展開です。

9回裏ノーアウト。
先頭打者のT-岡田選手。
一発のあるバッターなのでホームラン狙ってたと思うんです。
が、厳しい変化球に巧く対応、
シングルヒットで出塁。

私はこの時点でオリックスの勝ちやな、と思いました。
ホームランバッターがチームバッティングに徹していたからです。
あくまでもホームランを狙って強振していたら、
きっと内野ゴロに打ち取られていたことでしょう。

しかし、オリックスの「面白さ」はここからなのです。

1点取ればゲームセットなんだから、
次のバッターはセオリーなら送りバントで、
1アウト二塁の場面を作るところ。
確かに、初球は送りバントを試みたんです。
が、バント失敗でファール。

手堅い野球をするなら、
スリーストライクまでバントを続けるところですが、
オリックスはヒッティングに作戦変更したのです。
それがズバッと当たり、
三遊間を破るヒット。
ノーアウト一二塁となったのです。

さあ、その次こそ送りバントやろ、と誰もが思うところ。
それは守るロッテももちろん考えていることです。
一塁手も三塁手も、
送りバントを阻止すべくチャージしてくる筈。
「ここでバントすると見せかけてヒッティングに切り替える、
つまりバスターやったらかなりの確率で決まるんちゃうか。
高校野球みたいでおもろいゾ」

と思っていたら、ホンマにバスターを決めたのです!

打球は一塁手の横を抜け、
一塁線を破り、
右翼手も取ることが出来なかったから、
二塁ランナーが生還したのはもちろん、
一塁ランナーも還ってきた筈なんですが、
二塁ランナー生還で同点となった時点でコールドがかかったようです。

両リーグとも似たような展開で日本シリーズ進出チームが決まるなんて、
珍しいなと思いました。

さて、バスターを指示した人。
それは中嶋監督です。
イチローさんがオリックスに在籍した当時のチームメイトで、
仰木彬監督の薫陶を受けた選手の一人。
数十年ぶりに「仰木マジック」を見せていただけて、
私は感無量でした。

突破2021年11月5日

11月5日(金)は、

フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
テューバ × 2

そして私の計21人で合奏しました。
見学の方々も含めてですが、
20人を突破したのは久しぶりです。
第33回せせらぎコンサート以来ではないでしょうか。

2年越しで準備した第33回。
1時間の演奏会に収めなければならないため、
泣く泣く削らざるを得なかった楽曲もあります。
その一つが、
『ジャパニーズ・グラフィティ A・RA・SHI ~ Beautiful days 』

11月3日から、
『 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories 』
という映画が公開されています。
ライブを映像に残したものか、
映画を作るためにライブしたのか分からないのですが、
予告篇を観て、
絵作りが面白そうだったので興味を覚えました。

まぁ実際に観に行くことはないでしょうが、
念のために予約状況を調べてみたら、
明日(土曜日)に MOVIX 京都で上映される6回は完売していました。
明後日(日曜日)も6回中5回は完売、
残る1回もほぼ埋まってました。
突き抜けてますな。