はやぶさ2011年10月18日
宇宙戦艦ヤマトは、14万8千光年彼方のイスカンダルに赴き、
放射能除去装置を獲得して生還するミッションに挑んだ。
しかし、そのような機械がある訳ではなく、
森雪が放射能を除去する「能力」を授かることとなった。
地球帰還目前のところでガミラスに行く手を阻まれたヤマトは、
森雪を無事地球に送り届けるためカーゴを発進させ、
古代進とともに最後の決戦に臨んだ。
(実写版より)
小惑星探査機「はやぶさ」は、当初予定で4年間、35億kmを旅し、
小惑星「イトカワ」から表面物質のサンプルを持ち帰ることをミッションとした。
様々な困難に見舞われながらも、7年後に地球に戻ってきた。
結局、60億kmの旅となった。
小惑星「イトカワ」のサンプルを入れたカプセルを地球に届け、
はやぶさ本体は大気圏突入とともに火に包まれ、その使命を終えた。
昨年、はやぶさ帰還のニュースを聞きながら、
ヤマトに通じるものがあると強く感じていた。
今、ヤマトを演奏するにあたり、
映画『はやぶさ』を観ない訳にはいかない。
しょっちゅう映画館に行くものだから、
最近、緊張感や高揚感がなくなりつつあった。
しかし、今回は上映前から何かが違った。
そう、初心に帰るような感じがあった。
そして上映開始数分で涙まみれになってしまった。
『博士の愛した数式』以来のことだ。
この映画、いろんな面で凄い!
きっと日本アカデミー賞の何らかの部門での受賞、あると思う。