インフルエンザ!~その2~2012年2月21日

2006年、『博士の愛した数式』を観て以来、
そのあまりの美しさに子供の頃の映画好きの血が再燃。
まるで何かに憑りつかれたかのように映画館に通うようになった。

2007年2月、体調が最悪であるにもかかわらず、
『天国は待ってくれる』という映画を観に行った。
咳は出るわ、熱っぽいわ、ぼやーっとしているわ…
なぜそこまでこの映画にこだわったのか今となっては全く分からないが、
とにかく根性で最後まで鑑賞した。

そのあと、また何を血迷ったのかカッパ寿司に立ち寄り、
「こんな程度の風邪でへたばらへんぞ、この野郎!」
と訳の分からないことを口走りながら、
ビールでトコトン体を冷やし、食欲もないのに寿司を押し込み…
店を出たところで遂に限界。
この夜、自身最悪の41.4度を計測した。
(意識朦朧としていたものの、41度台というのがあまりにショックでよく覚えている)
もちろん、検査結果はA型インフルエンザ・陽性だった。

今思えば、人が多く集まるところ、特に密室に行く体調でないのに加え、
マナーも悪い。
自分の息がしんどいという理由でマスクを着用せず、
お構いなしに咳をしまくっていたのである。
水曜日、レディースデイの19時台、
お勤め帰りと思われる若い女性の多い回だった。
きっと小規模パンデミックを引き起こしたに違いない。
(パンデミックいうてんのに「小規模」はおかしいぞ)

※※※

ドラマ『砂時計』にはまってしまい、
2008年4月公開の映画『砂時計』の劇場公開が待ちきれず、社内試写に足を運んだ。
するとこれがザンナイ代物で、
DVDを大画面にかけるもんだから画面が粗いわ、
タイムコードが載っかってるわ…

映画の内容には大満足したのだが、何としても劇場で観ないと気が済まない。
ゴールデンウィークが明けたら観るぞ、と気負い込んでいたら風邪をひいてしまった。
5月にもかかわらず、これが何とインフルエンザだったのである。
約10日間、しつこくまとわりつかれてしまった。

※※※

それ以来、ちょいと悪寒がして早めに寝ることがあっても、
翌朝にはスッキリ抜けていることが多かった。
今回、インフルエンザではなかったものの、
数日寝込むことになったのは4年ぶり。
(だったと思うんだけど…)

※※※

自分なりに気をつけていたつもりなんですが、
今回は全く唐突に発症しました。
いや、本当はきっとそれなりの前兆があったのに、
全く気付かずにやり過ごしてしまい、
結局40度の熱を出すことになってしまったのだと思います。

インフルエンザにせよ普通の風邪にせよ、罹るとしんどいです。
どうぞ皆さん、うつらないようにお気をつけください。
それでもうつってしまったら、
それ以上人にうつさないように気をつけながら、
早くよくなりますように。