2016年12月

中国地方ぐるっと一周 その32016年12月12日

中国地方ぐるっと一周とは、大きく出ました。
本来なら、下関まで出て、そこから山陰本線を巡らなければならないところです。
が、1泊目が、山口線沿線の湯田温泉だったので、
そのまま津和野、そして日本海側の益田に出ました。
非常にザックリですが、山口県まで行っているということで、
中国地方ぐるっと一周ということでお許しいただければ、と。。。

そんなこんなで津和野から益田に出た私たち。
やはり、数年前に駅弁販売をやめてしまったそうです。
代わりにコンビニが駅に入っていました。
コンビニ弁当やおにぎり、サンドイッチを買うことはできますが、
それじゃあ、旅の情緒がねぇ~

津和野で駅弁がゲットできて、ホント助かった。。。

益田始発12:17、鳥取行きの「スーパーまつかぜ10号」に乗り込みます。

20161205スーパーまつかぜ10号@益田駅

山陰本線に乗っての「全舷」は、過去に最低2回はありましたし、
今年の6月には出張で米子に来ています。
私にとっては割と馴染みのある路線。
が、これだけの距離を乗り通したのは今回が初めてです。

鳥取着15:52。
益田から3時間35分かかってやっと着きました。

新大阪から新山口までが2時間弱なのに、
益田から鳥取で3時間半超かかるとは。。。

鳥取から3駅先の岩美駅からバスで10分ほどの岩井温泉。
これまたお馴染みの宿で蟹尽くし、
そして源泉100%かけ流し三昧。

最終日は岩美から城崎温泉行きの普通に乗車。
来年6月に運行を開始する「トワイライトエキスプレス瑞風」が立ち寄るため改修工事が進む東浜、
余部橋梁(鉄橋ではなく!)の架かる餘部などを横目にゆったり進んだのち、
城崎温泉発、新大阪行きの「こうのとり14号」に乗り換えます。

20161206こうのとり14号@城崎温泉駅

この列車、福知山からは福知山線を通って尼崎、
そして東海道本線で新大阪へ向かいます。
三田下車の 0 さん、大阪下車の M さんと別れ、
私は福知山駅で連絡する京都行きの「きのさき14号」に乗り換え。

20161206きのさき14号@福知山駅

こうして京都⇒新山口⇒益田⇒京都と、
山陽・山陰巡りは完遂しました。

20161206京都市内→京都市内の乗車券

悪戦苦闘2016年12月10日

12月9日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 4
B♭クラリネット × 9
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 6
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1
パーカッション × 1

そして私の計35人で合奏を行いました。

前回に引き続き、『キャリオカ2』と『ニューヨーク・ニューヨーク』の合奏。
前回は『キャリオカ2』に時間をかけたので、
今回は『ニューヨーク・ニューヨーク』を先にして、
合奏時間が充分とれるようにしました。

前回、一回通しただけだった『ニューヨーク・ニューヨーク』ですが、
この曲は皆さん、やりやすそうな感じでした。

が、『キャリオカ2』は悪戦苦闘。
前回ほどではないものの、かなり苦労しましたな。
やはり次回は『キャリオカ2』に時間をかけたほうがよさそうです。

ただ、リハーサル記号 B の4小節前については、
ファースト・アルト・サックスのパート譜にだけ間違いがあることが見つかり、
音の唸りの元が是正できて良かったです。

中国地方ぐるっと一周 その22016年12月7日

旅の二日目。
中国地方全域に渡って濃い霧に包まれました。

確か、大河ドラマ『毛利元就』の原作が『山霧』(永井路子著)だったと思います。
きっとタイトルからして、この地方の霧は珍しくなかったのではないでしょうか。

が、最近では霧は滅多にないとタクシーの運転手さんが言っていました。

湯田温泉駅を9:03に発車する特急「スーパーおき2号」で津和野へ向かいますが、
この濃霧のためにダイヤが乱れます。
と言っても3分程度。
津和野到着は9:57で、ダイヤは回復していました。

OB の O さんも M さんも津和野に来たことがあるそうですが、私は初めて。
幹事のわがままなスケジュール作りにより、
津和野で途中下車し、
約1時間散策することにしました。

《 静態保存されている D51。後ろが津和野駅 》

《 静態保存されている D51。後ろが津和野駅 》

10分も歩くと、武家屋敷跡が残っている「殿町」に着きます。

《 殿町の街並み 》

《 殿町の街並み 》

《 掘割には鯉が泳いでいます 》

《 掘割には鯉が泳いでいます 》

このような歴史的景観のすぐ横に、幼稚園がありました。

20161205津和野カトリック教会

写真は「津和野カトリック教会」。
どうやら教会が経営する幼稚園のようです。

お外遊びする子供たちの歓声が響き渡り、
何とも良い雰囲気なのです。

※※※

さて、「全舷」幹事の重要な役目に、
昼食をどうするかということがあります。
出たとこ勝負でもいいのですが、
それだと全く食べられないケースがあります。

今回がその好例。
この後、山口線の普通で益田まで出て、
そこから特急「スーパーまつかぜ」に乗って鳥取に向かうのですが、
事前の調査では、益田駅では駅弁を買うことができないようなのです。

ですので、津和野駅で買っておくほうが無難だろうなと判断。
時刻表にも、「津和野駅=かしわめし弁当」と書いてありますし。

ところが、です。
津和野到着時に駅弁販売所が開いていないのです。
10時前では確かにまだ開かないかも知れませんが、
一抹の不安がよぎります。

散策を終え、駅に戻ってきたのが11時。
販売所が営業していたのでホッとします。

駅弁は「幕ノ内」「山菜」「かしわめし」の三つ。
販売所のおばちゃんに「山菜一つと、かしわめし二つ」と注文すると、
「今から10分で山菜なんて無理です!」
と、えらいテンパりよう。

私たちは11:10発の益田行き普通列車に乗ろうとしているのです。

「じゃあ、かしわめし三つで」
と言うと、
慌てて電話しはじめ、
「今から10分以内に、かしわめし弁当三つ持ってきてくれる?大丈夫?」
とわめくのです。
どうやらここにはなく、
製造所から持って来させようとしているようです。

おそらく需要が少ないんでしょうな。
事前に頼んでおかないといけなかったんでしょう。
とても想像がつきませんでした。

次におばちゃんが言うには、
「とにかく、出といて」
はあっ?出るって、どこへ?
よく聞くと、ホームへ出て待っておいてくれということ。
弁当が届き次第、ホームまで届けてくれるというのです。

こんな遣り取りをしている間に、益田行き普通が入線。
おばちゃんの言葉に従い、跨線橋を渡り、改札向かいのホームで待ちます。
すると、11:06、おばちゃんが脱兎の如く改札を抜け、
階段を走り登ってきます。
私も迎えに階段を登り、
跨線橋の上で無事に弁当を受け取ることができました。

おばちゃん、力の限りを尽くしてくれて、ホント、ありがとうございました。

そして、苦労の末ゲットした、かしわめし弁当がこれ。

20161205津和野駅で買ったかしわめし弁当の中身

鶏そぼろと錦糸卵、それに海苔の載った美味しいお弁当。
ビールとともにゆっくり味わいました。

中国地方ぐるっと一周 その12016年12月6日

部署単位で行う我が社の社員旅行、「全舷」。

かつての所属長に、
音楽のマエストロ!
放送運行のマエストロ!
そして、旅のマエストロ!
とおだてられて15年。
以来、幹事を引き受け続けてきました。

一時は最大8人くらいで旅していたと思います。
が、人事異動やら定年退職やらで、
ひとり欠け、ふたり欠けしていき、
今では60歳台の OB 二人と50台の現役社員二人の、
計4人となってしまいました。

OB と一緒ということは既に「全舷」とは言えないのですが、
私たちはあくまでも「全舷」だと言い張って参りました。

ところが今回、現役二人のうちの一人、
すなわち私のデスクの隣に座っている Y さんが参加できなくなってしまったので、
OB 二人 + 現役の私の計3人旅ということに。

それでもなお、「全舷」と言い張っております。。。

※※※

私が幹事を務める「全舷」は、
私の行きたいところにメンバーを無理やり引き連れていくというもの。
今回は山口県の湯田温泉に行きたいと思ったので、
宿も、行程も、すべて私のやりたいようにしました。
せせらぎ忘年会の翌日が出発だったので、
山口での観光の予定を一切キャンセルし、
昼過ぎ出立でいきなり温泉入りという強引なスケジュールを組みました。

私は京都発。
まずは新大阪まで在来線で出ます。
ここで OB の M さんと合流し、
鹿児島中央行きの「さくら557号」に乗車します。

20161204さくら557号行先表示

かつての所属長であり、旅のボスでもある O さんが新神戸で合流。
恒例の「ビールで乾杯」を交わし、新山口へ向かいます。

新大阪から新山口までは1時間58分。
なんと、2時間かかりません。

新山口で山口線の普通列車に乗り換え、湯田温泉に向かいます。

《 山口線普通(隣は特急スーパーおき) 》

《 山口線普通(隣は特急スーパーおき) 》

湯田温泉は、鉄筋コンクリートのホテルが林立する一大温泉街。
鄙びた宿を愛する私たちには不向きなので、
一山越えて、温泉街から一軒だけ離れている「山水園」という宿を予約していました。
これが大当たり!
広大な庭園の美しい、ゆったりした日本旅館だったのです。

《 山水園の庭園 》

《 山水園の庭園 》

お湯は源泉100%かけ流しのアルカリ性単純泉。
つるつるしたお湯に身も心も癒されたのでした。

申し訳ありませんが、
『 GR 』も「師走」も忘れておりました。

※※※

旅の続きは、また。。。

『 GR 』正誤表、途中経過2016年12月4日

『 GR 』の手直し作業に七転八倒している今日この頃です。
404小節あるうち、今のところ257小節まで進んでいます。
全体のおよそ6割を少し越えました。

見落としがなければいいのですが …

2年続けて、あまりにも間違いの多い大曲に出くわしてしまいました。
昨年の『序曲1812年』も酷かったのですが、
『 GR 』はそれと比べてどうでしょうか?

手直しした箇所を分かりやすくするため、
スコアに朱入れするだけでなく、
手直し事項を書き込む用紙、
つまり正誤表を用意しています。

『序曲1812年』では、それが25枚に達しました。

『 GR 』は、6割ちょいの段階で11枚です。

このまま行けば『1812』よりはマシなラインで収まりそうです。
が、後半に行けば行くほど酷くなることもあり得るので、
油断はできません。

それにしても「マシ」かも知れないというだけで、
「酷い」ことには変わりありませんな。
トホホ。。。

ところで、アナログでアナクロな私ではありますが、
仕事の合間に正誤表のエクセル化に取り組んでおります!
凄い!凄すぎる!
(⇒ウィンドオケ老人には画期的なことなのであります)

完成したら楽団ホームページにアップロード(おおっ、凄い用語知ってる!)し、
皆さんにダウンロードしてもらうことで閲覧できるようにする予定です。
(⇒でも自信がないので、広報に携わる皆さん、ご協力よろしくお願い申し上げまする)

私がチェックしているのはスコアなので夥しい分量の間違いを発見していますが、
各パートのレベルで考えれば、
15分もあれば手直し完了となるくらいではないかと思います。

ここで楽員の皆さんに、何度目かのお願いです。
そもそも合ってるのかどうか分かりにくい楽譜ではありますが、
「何か変やなァ~」と思う箇所があったら、
遠慮せずにアピールをお願いします。
その箇所を私もチェックできていればいいのですが、
先にも述べましたように「見落とし」の可能性がありますので。

できるだけ早くクリーンな楽譜の完成を目指しております。

が、ヤバいな、師走になってもうたな。。。

新譜2016年12月3日

まずは朝の出勤の際に、近所の相国寺で撮った紅葉の写真から。
やっぱり朝陽に映えますな。

20161202相国寺の紅葉

さてさて、12月2日(金)は、
久々に『 GR 』以外の楽曲を合わせました。

コンサート実行委員会では既に来年の演奏会用の楽曲をすべて選曲し終えています。
まだ取り掛かっていなかった6曲のうち、
この日は『キャリオカ2』と『ニューヨーク・ニューヨーク』を採り上げました。

合奏参加メンバーは、

ピッコロ × 1
フルート × 3
B♭クラリネット × 6
アルト・サックス × 3
テナー・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 2

そして私の計32人でした。

まず『キャリオカ2』に取り組んだのですが、
一回目のトライでは、
よしもと新喜劇に例えるなら、ズドッとこけるような演奏になってしまいました。
楽譜をパッと見た感じだと、それほど難しくはないと思えたのですが、
やっぱり音にすると違うんですな。

そんな訳で二回目は、リハーサル記号で区切って小返し。
なんとか揃ってきて、ホッとしました。
それでもなお、臨時記号、リズム、要注意ですな。

ところで、リハーサル記号 B の4小節前の音が何か変でした。
帰ってからじっくり読み直したところ、スコアは間違っていませんでした。
スコア通りにピアノで弾いてみましたら、変じゃありませんでした。

もしかするとパート譜だけ間違っているかも知れません。
次回はしつこめに点検したいと思いますので、よろしゅうに。

もう一曲の『ニューヨーク・ニューヨーク』のために残った時間が5分くらいになってしまったので、
こちらは一回通して終わりました。
『キャリオカ2』よりは形になっていましたな。
それでもやはり、臨時記号、リズム、要注意です。

残る4曲も来年の1月20日(金)までには一通り終え、
1月22日(日)の初・日曜練習には全曲を「やる!」ようにせんといけませんな。
道は険しいな。
まっ、そういう道を何年も辿ってきているのやし、
だからどうってこともないんですが。

1月22日(日)は、
朝からず~っと『 GR 』をしつこく15時くらいまでやって、
ほんでもって全曲通しになるでしょうか?
そのためには、現在進行中の楽譜手直し作業を完了させて、
楽員の皆さんに正誤表を公開しないといけないのですが …
う~っ、楽譜が細かすぎて見えない、眼精疲労で疲労困憊。。。

1月以降のことは今、考え中です。