2017年01月

ダイナミクス2017年1月18日

『メリーゴーランド』を練習しました。

譜面そのものはあまり難しくないと思います。
とっつきやすい感じかな。

この曲で気を付けたいのはダイナミクス、
つまり強弱の変化だろうと思います。

クレッシェンドして、ディミネンドしてという場面が多いですが、
ちゃんと表現したいですね。

特に大切だと思うのがフォルテピアノ。
パートによって異なるタイミングでフォルテピアノすることで、
鐘を鳴らすような効果を狙っているようです。

衝撃2017年1月16日

大雪の前日。
ほんの少しだけれども社に出て済まさなければならない仕事がありました。
ホントにすぐ終わったので、
隣のテアトル梅田で『ヒトラーの忘れもの』を観、
取って返して京都シネマで『ダーティハリー』を観ました。

今年はペースが落ちてるな、と思っていたんですが、
気が付けば半月で5本。
何だかんだ言ってもこんな調子なんですな。

さて、はしごした2本、
どちらも衝撃作でした。

『~の忘れもの』などと言われると、
ほのぼのした映画かなぁ~と思いそうですが、
全く違いました。
何せ、「ヒトラー」の忘れものですから。

第二次大戦中、
連合国軍の上陸を阻止するため、
ナチスはデンマークの海岸に地雷を埋めます。
戦後、
その除去をドイツの少年兵にやらせるという、
実話に基づいたお話。

「忘れもの」とは、
埋めたままにした地雷と、
置き去りにされた少年兵だったのです。

原題は “ 地雷の国 ”
これを『ヒトラーの忘れもの』としたのは、
上手いともひねり過ぎとも言えるのでは?

映画とはいえ、
地雷処理中の爆発シーンが出てきます。
いつ爆発するか予想がつきません。
緊迫しっぱなしでした。
私は思わず体がビクッとしたし、
お客さんの中には驚きを声にしてしまう人もいたほど。

ドイツの少年兵を酷使していたデンマークの軍曹が、
少しずつ彼らに心を開いていき、
最後には生き残った少年兵をドイツに逃がします。
果たしてそこまで実話なのかどうかは分かりません。
が、このラストのおかげで、
少し救われました。

そして『ダーティハリー』。
言わずと知れた、クリント・イーストウッドをメジャーにせしめた作品。
今や巨匠のクリント若き日の問題作を未だ観たことがなく、
「ワーナー・ブラザース MGM 映画クラシックス特集」でかかったのを観た次第。

クリント演じるハリー・キャラハン刑事。
汚い仕事ばかりさせられるので「ダーティハリー」と呼ばれるのですが、
もっとえげつないのかと思っていたら、
意外とそうでもない。
公開当時ならかなりの衝撃だったかも知れませんが、
今となっては穏やかなものなんでしょうな。
それだけ現実がえげつないということなのかと。

とはいうものの、
銃社会アメリカの恐ろしさに今も昔もないのでは?

テンポ、リズム、音程2017年1月15日

『シング・シング・シング』を練習しました。

2/2拍子、テンポの速いスィング。
というのが最終目標ですが、
簡単にはいきませんな。
テンポやリズムがズレる、嵌らないという印象でした。
音そのものも当たらない箇所が多いですし。

やはりテンポを落とした練習が必要なようです。
さらに拍子も4/4拍子にして、4分音符=60くらいから始めるのがいいかも知れません。

クラリネットの厚み2017年1月14日

1月13日(金)は、

フルート × 3
B♭クラリネット × 9
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 2
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 2

そして私の計26人で合奏を行いました。

上記をご覧になると、B♭クラリネットが突出して多いということにすぐ気付かれるでしょう。

私が勝手に私淑する師匠、
マエストロ・フレデリック・フェネルの提唱したウインド・アンサンブル形態は、
各パートを厳密に一人ずつで演奏しつつ、
B♭クラリネット、ユーフォニアム、テューバは複数で組むというもの。
昨日の練習では低音がかなり薄い状態となりましたが、
B♭クラリネットに関してはマエストロの提唱に沿う形となりました。

マエストロの先見の明たるや、ビックリです!
確かに、B♭クラリネットが分厚いと、
いいサウンドが得られます。

B♭クラリネットの人数が多いことを、
管弦楽に例えるならばヴァイオリンが多いことと同じ、
と思われるかもしれませんが、
そうではないと私は思います。

B♭クラリネットの特性として、
束になった方がよりよいサウンドを生み出すことができる。
そういう特質があるように思います。

えっ!
それってヴァイオリンと同じとちゃいます?
と思った皆さん。
ちょいと違うと思うのですよ。

2017年1月11日

久しぶりに京都御苑を抜けて通勤しました。
歩きはじめた頃は未だお日様の姿はありませんでした。
が、ある時ふっと日が差し込みました。
すると、冬枯れの枝枝が樹氷のように輝きだしたのです。
気温は低くても、着実に「光の春」が近づいているのを感じました。

夜も京都御苑を歩きました。
ふと気が付くと、いつもより明るい。
満月なのでしょう。
京都御所の甍は、青白く光っています。
まだまだ寒い日が続きそうですね。

『大岡越前スペシャル』を観る2017年1月8日

BS プレミアムで放送された『大岡越前スペシャル』を録画して観ました。

数年前から東山紀之さん主演で『大岡越前』が復活したというのは知っていました。
かつての TBS のシリーズ同様、山下毅雄さんの音楽を使っているのも知っていたし、
大岡越前の奥さまの雪絵をミムラさんが演じているのも注目だし、
いつか観たいと思い続けておりました。
が、何とはなしに見逃がし続けておりました。

『ジャパニーズ・グラフィティⅩ「時代劇絵巻」』を練習しているのが大きな契機となりました。

今回のスペシャルの呼び物は、
何といってもかつて大岡越前を演じた加藤剛さんが出演すること。
もちろん今の大岡越前役は東山紀之さんなので、
別の役でです。

私が時代劇を好きになり出したのはここ数年の話。
ですが『大岡越前』だけは子供の頃から好きでした。
人間ドラマが色濃かったからでしょうな。

今回の『大岡越前スペシャル』、
もちろんドラマはしっかりしていました。
が、スペシャルだからか、ストーリーがちょいと複雑だったのでは?

それと、東山紀之さんのセリフが聴き取りづらくて。
他の役者さんはそんなことはないのですが …

などなど申しておりますが、
山下毅雄さんのテーマ音楽を聴くことが出来てホント良かったです。
『ジャパニーズ・グラフィティⅩ「時代劇絵巻」』に反映できたら良いですな。

35mmフィルム2017年1月7日

1月6日(金)の練習後は、楽団の役員会。
諸々の話し合いをします。

ネタが尽きたら役員新年会に突入。
最初はセーブしていた酒量ですが、
ここで一気にピッチが上がります。

この日、役員会で使わせてもらった居酒屋には、
岩手の地酒「あさ開」がありました。
6年前の「みちのく一人旅」でほぼ毎晩飲んでいた酒です。
懐かしくて嬉しくて、美味しく沢山いただきました。

ってなことをやってしまうと、
次の日に響くことが多いのですが、
1月7日(土)はスッキリした目覚め。
というより、年を取ったせいか、
就寝時間に関係なく早く目覚めるのですが。

目論見通り、京都シネマに出掛けます。
この日から「ワーナー・ブラザース MGM 映画クラシックス特集」がスタート。
会員は500円で鑑賞できます。

朝10時の一発目は、
クリント・イーストウッド監督作『スペースカウボーイ』。
未だ観ていない、巨匠クリント2000年の作品。
そりゃ、観なあかんでしょ。

久々の35mmフィルム上映。
「経年劣化により見苦しい箇所がある」
とか、
「上映中断の場合は速やかに復旧作業する」
といった言葉がフライヤーに踊っているのですが、
全然どうってことありませんでした。
いや、むしろ味があって良かったな。

さあ、今年も映画ライフがスタートしました。
譜読みも映画鑑賞も、積極的にいきたいと思います。

で、仕事は … ?

新年初合わせ2017年1月7日

2017年初集合日の1月6日(金)は、

Picc. × 1
Fl. × 3
B♭Cl. × 6
A.Sax. × 3
Trp. × 5
Hrn. × 6
Trb. × 3
Euph. × 2
Tub. × 1
Perc. × 1

そして私の計32人で合奏しました。

最初合わなかった音が、だんだんと合うようになっていき、
かと思ったら合奏が進むにつれてまた合わなくなっていき …
疲れからでしょうか。
追い追いですな。

昨年暮れに一回通して終わったサブちゃんの『まつり』をしっかりやろうと。
その目論見は良かったと思うんですが、
やってるうちに楽しくなっちゃって、
ついついやり過ぎたかも知れません。
血が騒ぐんですな。

もう一曲の『ジャパグラⅩ「時代劇絵巻」』に割ける時間が少なくなってしまい、
途中から巻いてしまったのは反省。
が、気になっていた箇所、
「水戸黄門」の三連符の具合や、
「銭形平次」のシャッフルのノリなど、
最低限さらうべき点は出来たかな、と。

年が明けると月に1~2回の日曜練習が入ってきます。
これからは、日曜毎の全曲合奏に照準を合わせ、
金曜日のメニューを組んでいくことになるでしょう。

そして、あっと言う間に7月がやって来るのでしょうな。

新年初聴き2017年1月2日

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

大掃除で普段使っていない筋肉を酷使したせいでしょう、
全身痛みまくっている私。

年が明けてやっと落ち着いて、
ふっと聴いてみたくなったのが『海街 diary 』のサウンドトラック。
沁みましたねぇ~

こういう、心に触れるものを大切にしていきたいですな。