音価が違うと2017年4月20日

『風になりたい』の終結部を合奏しながら、
「何だか音が濁るな、何でかな?」と気になっていました。

よーく読んでみると、
小節の前半と後半とで和音構成が変わっているのに、
対旋律を奏でるホルンの全音符が、
小節後半でぶつかってしまっていることが分かりました。

この間の日曜日の合奏で、
やはり『風になりたい』のイントロ部分で、
ホルンとユーフォニアムの音を変更した箇所がありました。

終結部では、
音の変更でもいいのですが、
もっとシンプルに、
音の長さを短くすることで嵌りそうです。

音の長さのことを「音価」といいます。
この場合は「楽譜の」音価が間違っているのですが、
指定の音価より「何となく」長くしても音が濁ることがあります。
要注意ですな。