同期会2012年10月22日
10月20日(土)、
昼間に神戸でお芝居を観て、
夕方に京都に戻ってきて、
久しぶりの高校の吹奏楽部の同期会である。
高校時代はトロンボーン奏者だったO君。
大学に進学すると、
B♭クラリネットにコンバートされた。
ひたすらに練習を積み上げ、
大学卒業後の進路は陸上自衛隊。
音楽隊でプロのクラリネット奏者となったのだ。
伊丹の駐屯地に勤めていた頃、
よくせせらぎに遊びに来てくれた。
その音色のあまりの美しさと、
ピアニッシモの小ささに驚愕したのを覚えている。
O君はその後、関東に転勤。
遂に「陸上自衛隊中央音楽隊」の一員となる。
日本最高レベルのウィンド・オーケストラである。
私の大好きな野球に例えれば、
ニューヨーク・ヤンキースに入団したようなものだ。
O君は、この11月、
母校の吹奏楽部の定期演奏会で、
現役の高校生をバックにソロを吹くこととなった。
凱旋公演である。
10月20日(土)は、
母校での合わせの日だった。
その練習後、
同期で集まって久しぶりに呑もうということになったのである。
まあ、同期の我々、歳をとった。
髪の毛やら、
お腹周りやら、
まさに中年の様相である。
が、話は若々しかった。
というより、
馬鹿だった。
頭の中だけなら、
いつでもあの頃に戻れる。
※※※
O君は、夜行バスで仕事に戻らなければならなかった。
名残惜しいけれども、お開きである。
また、呑もうな。