『われら海の子』を聴く2016年9月4日
東京佼成ウインドオーケストラの新しいアルバムが発表されれば、買います。
今も昔も変わりません。
それに加えて、海上自衛隊東京音楽隊の CD が出れば、必ず買うようになりました。
三宅由佳莉3等海曹の歌声に惹きつけられて、というのは言うまでもありません。
最近購入したのは「われら海の子」。
“ 海をテーマにした吹奏楽 & ヴォーカルの決定版!! ” と謳ってあります。
有名どこでは、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『海の歌』や、
ロバート・W. スミスの『海の男達の歌』が収録されています。
それらもいいのですが、酒井格さんや福田洋介さんに委嘱した作品は、
特に気持ちの入った演奏だと思います。
なかんずく、最後に収録されている『われら海の子2015~海の歌によるファンタジー~』。
伊藤康英さんへの委嘱作品ですが、聴いていて自然と涙が溢れます。
日本の唱歌『われは海の子』をベースとしています。
どうってことない、と言ってしまうと、そうかも知れない。
でも、心に響く何かを感じるのですな。
三宅由佳莉さんの歌唱も素晴らしいし、
海自音楽隊の吹奏楽にも力がこもっている。
さらに合唱も加わり、より広がりを見せてくれます。