脇役2018年4月3日

『西郷どん』に徳井優さんが出演してはります。
渡辺謙さん演じる島津斉彬公の側近の役で。

長年にわたり「引越しのサカイ」の CM に出演されましたが、
当時、社長御自ら出演しておられるものと勘違いした人が大勢いたと思います。
何を隠そう、私もそう思っていました。

脇役として、実にイイ味出してはると感じます。

※※※

アメリカの女優でオクタヴィア・スペンサーという人がいます。
私がこの一年以内に観た
『ドリーム』
『ギフテッド』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
でガッチリ脇を固めてはりました。

彼女も注目の脇役さんです。

※※※

合奏形態の音楽でも、
主役、脇役というのは、
楽器の特性上、
あるいはファーストやセカンドやサードというパートの特性から、
ある程度分かれる傾向にあるかとは思います。

それでも、
テューバにソロが回ってきたり、
ファーストやセカンドが休みでサードに旋律が書いてあったり、
役割がガラッと変わるケースも多々あります。

私なんかは長年ホルンをやってきたので、
縁の下の力持ち的役割が割と好きで、
ソロが回ってきたりしたらドギマギしたものです。

主役を務めることが多いと、
脇役に回ったときに聞こえなくて面白くないと思うかもしれません。

が、聞こえない音なんてありません。
その音がないと楽曲が成り立たない、
重要な音ばかりです。

ヒント2018年4月1日

『ピッチングの正体』という本を読んでいます。

フォームは人によって違えど、
「人間」という生物固有の構造に基づく、
自然な腕の振り方があると書かれています。

その一例として、
体温計を振ってみたら、
内旋しながら振り下ろす動きが体感できる筈、
とも書かれています。

体温計を振る?
電子体温計しか存在しないと思われる現在、
水銀の入った体温計を振って、
中の水銀を下ろすという動きは想像しがたいかも知れません。

まあ、それはさておき …

ボールペンでもいいのです。
とにかくやってみると、なるほど、そうです。

ふと、タクトを振る動きに、力みがあるんじゃないかと。
体温計でもボールペンでもいいから振ってみて、
自然な動きを取り戻してみる。

大切なヒントが隠されているように思いました。

全曲通しに向けてのステップ2018年3月30日

3月30日(金)は、

フルート × 1
イングリッシュ・ホルン × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 6
ソプラノ・サックス × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
ピアノ × 1
テューバ × 1
パーカッション × 4(エキストラ1含む)

そして私の計29人で合奏しました。

4月15日(日)の合奏で全曲を通してみようと思っています。
その日に向けて、
3月30日(金)、4月6日(金)、4月13日(金)の3回は、
『リヴァーダンス』、『オペラ座の怪人』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の大曲3つに絞り、
合奏練習を重ねておこうと考えました。

3月30日(金)は『リヴァーダンス』の回。

一週前にも『リヴァーダンス』の第2楽章と第5楽章に取り組んでいます。
(私はその練習には参加できず、コンマス U さんに指揮してもらいました)
が、今回は『リヴァーダンス』の全楽章、つまり第1~5楽章。
ちょっと時間が足りなくなりました。

もちろん、まだまだ完成という訳にはいきません。
が、なかなかいい線いってる箇所が増えてきているのもまた事実。

長い小節をよどみなくこなせるようになって、
一曲をよどみなく通せるようになって、
全ての曲がよどみなく通せるようになれればいいなと思います。

4月15日(日)はその第一歩となるでしょう。

『ちはやふる』完結2018年3月28日

原作は全く知らないのですが、
映画化された『ちはやふる』の「上の句」「下の句」をこれまでに観てきました。
そしてこのたび、完結編となる「結び」を観ました。

観客層をみて、
これ程「アウェー感」が強いというか、
場違いというか、
世代差を感じる映画もありません。

が、これ程引き込まれる映画もなかなかありません。

作品世界は高校の競技かるたですが、
やはり高校時代を吹奏楽コンクールに賭けていた身には相通ずるものがあるようです。

面白いなと思ったのが、音に対する繊細な感性です。

音そのものを「きく」。
「聴く」のでも「聴き分ける」のでもなく、ただ「きく」。
音の世界に生きていると思う自分に、
その純粋さがないのが恥ずかしくなります。

「上の句」で吹奏楽部の練習の音がかるたの練習の邪魔になるシーンがあって、
これはちょっと困ったなと思いました。

どんなに繊細に音を奏でているつもりでも、
もっともっと繊細に音をきいている人にはデカ過ぎる音なのでしょう。

そんな吹奏楽部が、
競技かるた部の大会出場に際して壮行の演奏をするシーンも「上の句」にあったと思います。
ちょっと救われた思いです。

『ジャム・ザ・ハウスネイル』を観る2018年3月27日

ストップモーション・アニメーションの映画『僕の名前はズッキーニ』を観て以来、
NHK がかつてプチプチ・アニメで放送していた『ジャム・ザ・ハウスネイル』が観たくて堪らなくなり、
初めてアマゾンで買い物しました。
おそらく、既に絶版で、街で DVD を買うのは難しいだろうと思ったからです。

1話5分。
全15話。
ほんのちょっとやないかいな、と思われるかも知れませんが、
ストップモーション・アニメーションの制作にかかる時間と手間暇は想像を絶します。
この作品にもかなりの「熱」が入っていると思います。

私は5話くらいしか観たことがないと思っていましたが、
飛び飛びながらも7~8話は覚えていました。

栗コーダーカルテットの音楽も優しくて。

最終話には胸が詰まりました。

素晴らしい作品だと思います。

春到来2018年3月25日

3月23日(金)。
またもや仕事の都合で練習に参加できませんでした。

S 副団長の報告によると、

ピッコロ × 1
フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 8
ソプラノ・サックス × 1
ホルン × 2
トランペット × 5
トロンボーン × 2
ユーフォニウム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 3
ピアノ × 1

の、計29人で合奏してくれました。

コンマス U さんの指揮で、
『リヴァーダンス』の第2楽章と第5楽章をゆっくり縦合わせしてくださったようです。

S さん、連絡ありがとうございました。
U さん、指揮ありがとうございました。

次の合奏は何とか大丈夫だと思います。
4月15日の日曜合奏に向けて、最もハードルの高い3曲、
『リヴァーダンス』
『オペラ座の怪人』
『パイレーツ・オブ・カリビアン』
を強化していきたいと思います。

そして4月15日は上記3曲をメインとしつつ、
いよいよ全曲ぶっ通ししてみましょう。

※※※

合奏には参加できませんでしたが、
『リヴァーダンス』の合奏準備は自分なりにかなり進めていました。
朝の通勤電車でスコアを広げ、頭の中で通し再生してみたり、
特に難しい第2楽章を何度も繰り返したり。

しかし、西院駅を過ぎて地上に出ると、
ついつい外の景色が気になります。
西京極駅までの間の桜が咲き始めたかどうか見たいから。

ちらほら咲き出しました。

西向日駅近辺や、沿線の公園などにある桜も気になります。
やはり、ちらほら。

大山崎駅を通過して天王山の山桜を確認したら、
再びスコアに戻ります。

それにしても、あの寒かった冬から、もう春ですな。
センバツも開幕しましたし。

これはテレビとかで紹介されて有名になった、
近所の本満寺の枝垂桜です。

20180324本満寺の枝垂桜

スコアのお手入れ2018年3月21日

各曲の製本作業はずっと前に済んでいます。
1枚1枚バラバラの状態で指揮するのはかなり難しいので。

が、5曲を1冊にまとめる作業が未だでした。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の5曲を一纏めする作業です。

完璧に糊付けしてしまうと2~5曲目の表紙を見ることができなくなってしまいます。
表紙に書いてある解説が読めなくなって困ります。

そこで、背表紙の側は引っ付けずに、頁めくりする側だけをテープでとめました。

ついでに、『A列車で行こう』のダル・セーニョとコーダをめくりやすくするよう、
タックインデックスを付けました。

これで合奏中のストレスを少し減らせるのではないかと思います。

日頃のケアが大切2018年3月18日

3月18日(日)は、西文化会館ウエスティの創造活動室を借りての合奏でした。

ピッコロ × 1
フルート × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 3(エキストラ1含む)

そして私の計35人が集まりました。

その前日の3月17日(土)。
朝イチで映画を観て、それから譜読みして合奏準備にしようかな、と思っていました。
が、金曜日の練習に参加できなかったので、
たった一回のことではありますが勘が鈍っているではないかと心配になりました。
ということで映画鑑賞はとりやめ、
朝から合奏準備に取り掛かることにしました。

デスクに向かっての譜読みでもいいのですが、
本番に即して、
立ちながら譜面台に向かい、
タクトを持ちながら読むことに。

一曲目は最も難しい『リヴァーダンス』。
見開きの1頁目、2頁目をこなし、
3頁目をめくろうとほんの少し前屈みになった瞬間 …

久々にやってしまいました、ぎっくり腰。

身動きがとれなくなってしまったので、
結局、本番に即した練習を回避し、
デスクに向かっての譜読みと相成りました。

日曜日になっても痛みは引かず、
だましだましで棒を振りました。

何とか一日の合奏をこなし、
帰宅した際には殆ど痛みを感じなくなっていました。

ようやくほぐすチャンス到来。
入念なストレッチを約30分。

そう言えば、最近、ストレッチをさぼっていました。

日頃のケアが大切だと痛感した二日間でした。

大河ドラマのテーマ音楽2018年3月17日

昨日は仕事が終わらず、練習に参加できませんでした。
済みません。

毎週金曜日の練習後か、翌土曜日に書くのは合奏に即したことですが、
今日は NHK の大河ドラマの音楽の感想を書きたいと思います。

昨年放送された『おんな城主 直虎』。
最初の1~2か月は全く観ていませんでした。
が、何かの拍子にオープニングを観たんです。
オンタイムでの放送か、再放送か、5分間くらいの振り返り番組だったか分かりませんが、
そこで一気にテーマ音楽に惹きつけられてドラマ自体を観るようになったのです。

作曲は菅野よう子さん。
『花は咲く』、『海街 diary 』など名作揃いですが、
『おんな城主 直虎』のテーマ音楽は傑出していると思います。

音楽そのものが素晴らしいのはもちろんですが、
井伊家の浮き沈みを表現していると思われるオープニングの映像とも見事にマッチしていました。

歴代大河ドラマの音楽として捉えても、
5本の指に入るんじゃないかと僕は思います。

そして今年は富貴晴美さんがテーマ音楽を書いた『西郷どん』。
第1回の OA を観たとき、軽い驚きを覚えました。
大河ドラマのテーマ音楽の入り方として「重厚なイメージ」を持っていたのですが、
以外にも軽妙洒脱な入り方だったからです。

が、決して音楽が軽い訳ではなく、
終止線に向かって雄大に展開していくのです。

2年続けて大河の音楽が大当たり!と思いました。

富貴晴美さんが音楽を担当した映画音楽の中から、印象的だったのを抜きだしてみると、

『京都太秦物語』
『はじまりのみち』
『くじけないで』
『駆込み女と駆出し男』
『日本のいちばん長い日』
『関ヶ原』
『嘘八百』
『嘘を愛する女』

という感じ。
やはり名作揃いです。

ただ、『西郷どん』を観ていると、少し複雑な気持ちがします。
というのは、『八重の桜』との関連を考えてしまうからです。

新島襄先生と八重さんは、我が母校・同志社の生みの親です。
その同志社の校地はもともと薩摩藩邸があった場所。

『八重の桜』では、会津を始めとする東北に詫びる気持ちで、
西郷隆盛が元・会津藩士の山本覚馬(新島八重の兄)に土地を譲り渡したと描かれていました。

『八重の桜』で会津の重臣・西郷頼母を演じたのは西田敏行さん。

『西郷どん』のナレーションは西田敏行さん。

西郷隆盛が主役のかつて大河ドラマ『翔ぶが如く』で西郷隆盛を演じたのが西田敏行さん。

私の混乱が伝わりますでしょうか。

ストップモーション・アニメーション2018年3月13日

人形などをちょっとずつ動かしては1コマずつ撮影していき、
それを連ねて動画にするストップモーション・アニメーション。
私にとって強く心惹かれる表現形式です。

NHK 総合だったか E テレだったかで観た『ニャッキ!』と『ジャム・ザ・ハウスネイル』。
大好きなクレイ・アニメーションですが、
やはりストップモーション・アニメーションの一種です。

クスッと笑わせられたり、ホロッとさせられたり。
脚本も秀逸なのですが、
その手造り感が感動を増幅しているように思えます。

『ロボコップ2』での、
ロボコップとロボコップ2号との戦闘シーンでもストップモーション・アニメが用いられました。

ロボコップは人間なのか機械なのか?
深い問い掛けが1作目以上に強かったパート2において、
ストップモーション・アニメを用いた意味は何だったのでしょう?
一説には予算圧縮のためと聞いたことがありますが、
手間暇かかるストップモーション・アニメで予算が削減できるでしょうか?
もっと別の意図があったように思えてなりません。

さて、先日、『僕の名前はズッキーニ』という映画を観ました。
名古屋に出張に行く日の朝、うまく時間が遣り繰りできたので、
その最終日の上映回を観ることにしたのです。

この映画がかかっていることは知っていました。
が、いい歳してアニメでもあるまい、と思っていました。
(てなこと言いながら『君の名は。』も『この世界の片隅に』も観たのですが)

他の作品を観ていたら名古屋での会議に間に合わず、
ピタッと時間が嵌ったのが『僕の名前はズッキーニ』だったのです。

そしたらなんと、アニメはアニメでも、ストップモーション・アニメでした。

「ああ、『ニャッキ!』や『ジャム・ザ・ハウスネイル』の香りがするな。いいな … 』
と思ううちに作品世界に引き込まれて行きました。

1時間ちょっとの映画なのですが、
その中で実に様々な感情を経験します。

奇跡的な巡り会いでした。
気を付けないとハンカチが大変なことになります。