2016年09月
9月10日(土)は、
介護老人保健施設「あじさいガーデン伏見」さんへの依頼演奏に出掛けました。
といっても、フルバンドではなく、アンサンブルでの依頼です。
出演してくれるのは、
フルート M さん
B♭クラリネット Y さん
アルト・サックス M さん
テナー・サックス Y さん
今、気がつきましたが、チーム M Y ですな。
で、私 K はというと、応援 兼 取材で現地に赴きました。
近鉄の向島駅から徒歩10分のところに「あじさいガーデン伏見」はあります。
ところで、「向島」とは、どう発音するのか?
「むかいじま」か?
「むこうじま」か?
東京にも「向島」という地名があって、
どっちがどっちなんだか未だに覚えられないのです。
同志社大学の田辺キャンパスに通っていた頃は、
毎日のように通過していたので覚えていたと思うのですが …
「日本橋」にしても、
東京と大阪で「にほんばし」なのか「にっぽんばし」なのかで違うように、
もはや混乱の極み。
今回の行動で、伏見の向島は「むかいじま」だと分かりました。
フルートの Mukai さんが住んでおられる伏見の向島は「むかいじま」と覚えます。
よしっ。

「敬老会」でのミニ・コンサート依頼ということで、
演歌や歌謡曲中心のプログラム。
1曲目の『上を向いて歩こう』から、自然と口ずさんでくださいます。
2曲目の『リンゴの唄・東京ブギウギ(メドレー)』では、手拍子してくださいました。
その後もずっと歌ってくださったり、体を動かしてくださったり。
奏者と聴衆が一体となる感覚は、感動以外の何ものでもありません。
私は奏者ではないのですが、こういった現場には何度か立ち会わせていただいております。
音楽する者の喜びを体感する現場であると思います。
この喜びを知ると、上手下手を超えた音楽の価値を知ることになるように思います。
多くのせせらぎプレイヤーが体験してくれたらいいな、と思いました。
編曲についても、テューバのガンちゃんがしてくれたり、
出演してくれたフルートの M さんがしてくれたりと、
楽団の才能がドンドン拡がってくれています。
心強い限りですな。
9月18日(日)にもアンサンブルでの依頼演奏があるのですが、
ちょいと私用があって応援 兼 取材に行くことができません。
奏者にとって、きっと大きなカタルシスが得られることと思います。
それをまた伝えてもらえたら嬉しく思います。
9月9日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 4(うち見学1)
B♭クラリネット × 8(うち見学1)
アルト・サックス × 3
テナー・サックス × 1
トランペット(コルネット) × 4
ホルン × 5(うち見学1)
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
パーカッション × 2
そして私の計30人で合奏を行いました。
今週も『キャンディード序曲』の練習です。
3回目です。
ぼちぼちテンポアップしてみてもいいかな。
ということでテンポアップを図るのですが、
いつもとやり方を変えてみました。
これまでは、曲全体を通してゆっくりやってみてから、
曲全体を通してテンポアップすることが多かったと思います。
が、昨日は、曲のある部分を抜き出し、
そこをゆっくり、中くらい、速いという練習をし、
次の部分でまたゆっくり、中くらい、速いという練習にしてみました。
これ、実は普段の個人練習やパート練習でやってほしいやり方なんです。
テンポの上げ下げっていうのは、上達への早道だと思うのです。
大好きな野球に例えれば、
速球にも、遅い変化球にも対応できるようになると、
打率がグングン上がると思います。
柔軟性が向上してほしいな、と願うばかりです。
次回は、もっと長い小節数を稼ぎつつ、
さらに柔軟性を高めることができればと思います。
高架下2016年9月9日
ある休日。
久々に何もないので、映画をハシゴしてやろうと思い立ちました。
まず、朝イチは京都シネマで『家族の日』。
おそらく低予算で作っているのだと思われます。
イコール駄作かというと、さにあらず。
とても真面目に真摯に作っているのが手に取るように分かります。
大満足しちゃって、同じ日にこれ以上の映画鑑賞は必要ないな、と思いました。
お昼をいただいたあとは、歩き倒すことに予定変更です。
毎日の通勤ルートにはいくつかバリエーションがあります。
とは言っても10も20もパターンがある訳じゃありません。
時には初めての道を歩いてみたいと思っていました。
そのうちの一つ、阪急電車の桂駅と洛西口駅の間を歩きに向かいました。
高架化された桂・洛西口間は、いつも電車で通っています。
高架線に昇るときは、何だか銀河鉄道に乗ってるみたいな感じ。
高架線上は見晴らしがよくて気持ちいい。
降るときには G が増して面白い。
ところで、かつて線路が敷かれていた地べたは今、どうなってるんやろ?
これが動機ですが、こんな風になっていました。

線路はすべて撤去され、整地作業が行われているようでした。
土地活用の全容は分かりませんが、一部は公園に整備されるみたいです。
それにしても、猛烈に暑い!
桂・洛西口間には日陰が全くなく、風がそよとも吹かない。
大した距離ではないのですが、さすがの私も熱中症の危険を感じずに入られません。
洛西口駅のところで東に向かい、久世橋を渡って吉祥院に抜け、
桂川・宇治川・木津川の三川合流点を目指し、
遊歩道を歩けるだけ歩こうと思っていたのですが、
この炎天下じゃとても無理!
JR 桂川駅横のイオンモールでひとしきり涼んだあと、
阪急・洛西口駅に戻りました。

≪洛西口駅の北端から桂駅方面を望む≫

≪梅田行き特急 9300系≫
最近、映画を観るペースが落ちています。
仕事に追われたこと、暑さに参ったこと。
理由はいろいろありましたが、ついつい呑みたい気持ちに負けていたのが事実です。
このままではいかん!と思って観に行ったのが、
『カンパイ!世界が恋する日本酒』というドキュメンタリー映画。
「なんや、呑みに行く代わりに観てるようなもんやんか」と思われるかもしれませんが、さにあらず。
心に沁みるドキュメンタリーなのです。
岩手の蔵元の五代目。
鎌倉在住、日本酒伝道師のアメリカ人。
外国人として初めて杜氏となったイギリス人。
この3人が軸となって構成されています。
彼らに共通するのは「情熱」だと感じました。
塩野七生さんの『ローマ人の物語』で、
「情熱=継続する意志」という旨の言葉を読んだ記憶があります。
まさにそれだと思いました。
それぞれ、
酒蔵を経営し、酒を売る、
酒の良さを啓蒙する、
酒を造る、
と立場は違うかもしれませんが、
日本酒を愛する気持ちが原動力となり、
長く続けておられるのです。
長く音楽を続ける私たちにも通ずるものを感じます。
昨年の7月、人事異動で私の所属する部署にやってきた O 君。
今年の7月までの1年間で、中堅の K 君から仕事を引継ぐ筈でした。
が、頼りがいのある K 君がいると安心しちゃって、O 君はなかなか引継ぎに身が入りません。
「 K 君はいずれいなくなっちゃうんやから、真剣にやってや」と口を酸っぱくして言い聞かせたのですが、やっぱりダメ。
K 君が異動することを本気に捉えていないようなのです。
いつかそういう日が来るかも、と思っていても、それが今年の7月とは思っていなかったのでしょう。
しかし、今年の7月になり、本当に K 君が他部署へ異動してから、
O 君の目の色が変わりました。
O 君の頑張りによって大忙しだった今年の夏を乗り切ることができたと言ってもいいでしょう。
仕事や役割が人を育てることもあるんだというのを目の当たりにしました。
東京佼成ウインドオーケストラの新しいアルバムが発表されれば、買います。
今も昔も変わりません。
それに加えて、海上自衛隊東京音楽隊の CD が出れば、必ず買うようになりました。
三宅由佳莉3等海曹の歌声に惹きつけられて、というのは言うまでもありません。
最近購入したのは「われら海の子」。
“ 海をテーマにした吹奏楽 & ヴォーカルの決定版!! ” と謳ってあります。
有名どこでは、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『海の歌』や、
ロバート・W. スミスの『海の男達の歌』が収録されています。
それらもいいのですが、酒井格さんや福田洋介さんに委嘱した作品は、
特に気持ちの入った演奏だと思います。
なかんずく、最後に収録されている『われら海の子2015~海の歌によるファンタジー~』。
伊藤康英さんへの委嘱作品ですが、聴いていて自然と涙が溢れます。
日本の唱歌『われは海の子』をベースとしています。
どうってことない、と言ってしまうと、そうかも知れない。
でも、心に響く何かを感じるのですな。
三宅由佳莉さんの歌唱も素晴らしいし、
海自音楽隊の吹奏楽にも力がこもっている。
さらに合唱も加わり、より広がりを見せてくれます。
20年前2016年9月3日
9月2日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 2(うち見学1)
B♭クラリネット × 6(うち見学1)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 4
テナー・サックス × 1
トランペット(コルネット) × 4
ホルン × 6(うち見学1)
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 2
そして私の計33人で合奏を行いました。
先週からスタートした『キャンディード序曲』の合奏。
東京出張のため参加できませんでしたので、
私にとっては昨日が初合奏でした。
随分前にせせらぎで演奏したというのは既に書きましたが、
正確にいつだったのかまでは調べていませんでした。
練習後にバス・クラリネットの A 氏から、
第10回せせらぎコンサートで演奏したと教えてもらいました。
帰宅後、ホームページの「これまでの活動」を覗いてみたら、なるほど、
1997年7月6日、第10回せせらぎコンサートで演奏したと記録されています。
20年も前のことなんですな。
あまりにも頁数の多いスコアだと、さすがに製本作業が大変です。
が、『キャンディード序曲』くらいのサイズはどうってことありません。
20年前のスコアではなく、新たに製本したスコアを使っています。
ところで、20年前のスコアを放置している訳ではなく、
「参考書」的な扱いで手元には置いています。
音型によって「色分け」する作業が施されています。
当時はそうやって勉強してたんやなぁ~と懐かしくなります。
「色分け」、今では逆に目がチカチカするのでやらなくなりました。。。
当時はメンディング・テープやクリアー・テープの存在を知らず、
セロテープを使っていました。
ですので、黄変していたり、接着能力を失っている箇所が多々あります。
年代を感じさせてくれます。
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